蒼い稲妻ふたたび!

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

あっという間に年末が近づいてきました。

年末と言ったら大晦日! の前にクリスマスでしょ!!!

ワタシは無宗教だけどクリスマスは大好き♪

町が華やかになるし、子供は楽しそうだし、何しろ音楽がイイじゃん?

なんならクリスマスじゃなくてもずっとクリスマスソングを聞いていたいくらいの名曲が揃ってるからね~!

 

そんな名曲の中でも、個人的にかなり好きなのはコレ。

ご存知ビートルズのジョン・レノンがオノ・ヨーコと出会ってヒッピーまっしぐらになり、そしてリリースした名曲。

原題は”Happy Xmas / War is over”。

コレを直訳した邦題が「ハッピークリスマス(戦争は終わった)」なんだけど、歌の内容は「戦争終わってハッピークリスマス♪」じゃありません。

この曲がリリースされたのは1971年、つまり今から54年前で、ジョンとヨーコはベトナム戦争への反対活動として作曲したんですね。

だから歌のなかでも「あなたが望めば戦争は終えられる」ということを伝えようとしているんです。

 

で、それから54年。

皆さんご存知の通り世界から戦争は無くなってませんね…。

なんでかって?

戦争を望んでるヤツがいなくならないからですよ!

 

やれやれ。

真のハッピークリスマスを祝える日が人類に訪れることはないのかなぁ???

 

ハイ。

 

世間の流れはさておき、こっちはこっちで今やる事がある

ということで、ちょっとどころがスーパーハッピーな新入荷情報をイッてみよーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

その1
ディッカーソンクビワトカゲ

Crotaphytus dickersonae

2022年に当店へ初入荷を果たした衝撃の蒼い稲妻、ディッカーソン様。

それから3年の時を経て、今回はなんと即ブリード戦力のアダルトペアが入荷しました!!!

でもディッカーソンって何? って人がほとんどだと思います。

店頭でお客様と会話をしていても「クビワトカゲの亜種ですよね?」と言われることが多いんですよ…。

でもね、全然違います!

そもそも「クビワトカゲ」っていう種は存在しません。

おそらく皆さんは「トウブクビワトカゲ(C. collaris)」という種を「クビワトカゲ」だと思ってらっしゃるようですが、クビワトカゲ属にはトウブを含む9種がいて、そのなかで一番大きな分布域を持つトウブクビワトカゲが6亜種に分けられています。

そして最も多く日本でペットとして流通しているのがトウブクビワトカゲ。

それが亜種やモルフごとに違う名前で販売されているため、ほとんどのマニアがクビワ=トウブクビワトカゲだと思っちゃうんでしょう…。

でも、このディッカーソンはメキシコのソノラ州にあるティブロン島とその対岸の限られた一部地域にしか生息していない種。

トウブクビワトカゲとはまったく違う別種なんですよ!

まぁね~、この辺は文章でいくら説明しても違いが伝わりづらいと思いますから、近々動画で分かりやすく解説しちゃおうかな?

とにかく世界的に見て流通するのが珍しいこのトカゲ。

じつはオランダの友人がブリードをおこなっていたんですが、このたび他の種に力を入れるためにディッカーソンを手放すことになったんです。

で、そんな貴重なペアを放出するならば、その相手はガラパゴスのフタキしかいないだろう!

という逆指名を受けまして、このたび無事に輸入することができました!!!

おそらく現段階でアダルトペアを販売しているのは、世界中でウチだけ。

というプレッシャーを感じながら管理しておりますが、やったろうじゃん! という猛者のチャレンジをお待ちしております!!!

ちなみに販売はペア限定で、価格は皆さんが想像しているのよりも桁がひとつ多いかも知れません…笑

 

 

その2
バハカリフォルニアクビワトカゲ
Crotaphytus vestigium

ということで、オランダの友人がディッカーソンと一緒に送ってくれた貴重なクビワがこちら。

バハ・カリフォルニア半島を中心に分布するクビワトカゲで、なんとこちらは国内初流通でございます!!!

もちろんトウブクビワトカゲの亜種じゃなく、れっきとした別種。

画像上がオスで下がメス。

どちらもまだ幼体カラーなのでハッキリとした特徴が表れていませんが、成体になるとシブいけどめっちゃカワイイ模様になります。

なお、こちらに関しては、あらかじめ行き先が決まったうえでの輸入だったので既に店頭にはおりません。

ワタシはパッキングを開けて店内で1回給餌をしただけですけれど、こっちもめっちゃ良いトカゲだったな~♪

 

 

その3
ヘルメットゲッコー
Tarentola chazaliae

モロッコからWC個体の流通が止まったかと思ったら、なぜか一度だけ大量にWCが来て、それが市場から消えたらまた数が減って来た…。

そんなこんなしてるうちに、かつては難しいとされていた国内での繁殖に成功する方々が増えてきてくれたのは嬉しい!

上の画像はしっかり育ってメスであることが確定している国内CB。 そして、、、

こちらは生後2カ月くらいのちんまいベビー!

どれくらい小さいかというと、、、、

こんなんです!笑

ちなみに何匹か入荷しておりまして、なんと人工飼料も食べてくれてます!!!

 

 

その4
スピニゲルスイシヤモリ ♀
Strophurus spinigerus

スピニゲルスって普段はもっとお地蔵様みたいな明るい色をしているんだけど、このコは撮影時ダークモードに入っちゃってクロネコみたい!

でもそんな感じが妙にカワイイじゃないですか…笑

今回はメス単体での入荷なんですけれど、、、

ご覧の通り、尾に曲がりがあるため難アリ特価になっております。

 

 

その5
ガーゴイルゲッコー ♂
Rhacodactylus auriculatus

ダーク系とレッド系のバキッとしたストライプが入ったガーゴのオス。

すぐにでも繁殖に参加できそうなサイズですが、もうちょいじっくり育ててからの方が良いかも?

最近ではブリードが盛んに行われるようになってきて、価格もだいぶお求めやすくなりました!

 

 

おまけ
コロンビアレインボーボア “アザンティック”
Epicrates maurus

8月末に入荷したコロンビアレインボーボアのアザンティック。

いつもウチに美麗な生体を提供してくれるブリーダー「Pink Boss」の繁殖個体です。

ただ、幼体時のこの色彩じゃ成体になった時のイメージが湧かないでしょ?

ということでPInk Bossさんに種親を連れてきてもらって撮影しました!

これがメス親です!

ね、普通のコロ虹とは違って全体的に幽玄な雰囲気が美しいでしょ?

こちらは当店ブリードのノーマル個体と種親のオス個体を並べてみた様子。

ね、全然違うでしょ~!!!

ちょっと茶色っぽく見えるだけのベビーが育つとこうなるんですよ。

イイでしょ~~~!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!