みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
えーっと、、、環境省による「爬虫類飼養管理ワーキンググループ(第3回)」をYouTubeで視聴しながらブログを書いてます。
今回の会議では「ちゃんと」爬虫類のことを理解している方々が集まってくれているので、初回に比べると圧倒的に有意義な意見が出ていたと思います!
でもさぁ、そもそも論なんだけど、イヌってのはひとつの「種」、ネコってのもひとつの「種」。
爬虫類ってのは全体で12000~13000種がいるんですよ。
つまり爬虫類を一括りにするってのは、ペットとして哺乳類全体を語るようなもの。
イヌもネコもゴリラもライオンもシャチもクジラも同じ基準で語れますか???????
もっともっと前のそもそも論になってくると、動物取扱業ってものを作った時になんで爬虫類も入れちゃったかなぁ…???
まぁ、おそらく少しでも範囲の幅を広くしておけば利権が多く取れると思ったんでしょうけど、爬虫類という生きものはもちろん爬虫類をペットとして飼う人々のマインドってのも個人個人で違うから、そんなものは絶対に一括りで語れないのよ…。
だから爬虫類の飼養管理に関して基準をつくることなんてできないと思います。
たとえば会議のなかで「ケージ内の水入れ設置」に関しても議題にあがってましたけど、たとえばウチではサンエステバントゲオイグアナのケージに水入れは一切設置しておりません。
「それは可愛そう」っていう意見もあるかもしれませんけど、実際にその環境で何年も順調に飼育できているし、なんなら繁殖にも成功しています。
だからそれが正解と思っているわけなんだけど、じゃあ環境省の基準として決められたら、ワタシとしては不要と思っている水容器をサンエステバンのケージに入れなきゃいけないの???
ハッキリ言わせてもらえば、うるせぇよシロウトが。黙ってろ!
って感じです。
だからね、会議のなかで有識者の方々が遠回しに仰っていたことを総合すると、イヌネコをベースに作られたすべての基準に「ただし爬虫類は除く」っていう一言を添えればいいんじゃない?
お役所仕事に「何かを決めた」っていうポーズが必要なのは分かる。
だけど爬虫類っていう括りはあまりにも大き過ぎるから「ただし爬虫類は除く」でイイんだって!!!
と、こんな一介の爬虫類屋のブログを環境省の偉い人が見てくれるとは思わないけれど、こんなところでしか形に残せないから意見しておきました。
ハイ。
真面目な話は置いといて、くどいようですけどゲコマですよ! ゲコマ!!!
またしてもヤモリが多めですが、それ以外にもアツいのが色々来てる新入荷情報をイッてみよーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!
その1
かつてはマダ便の定番種だったグランディスも、今や流通するのはほぼCB。
そして、そのほとんどが”クリムゾン”と呼ばれるタイプの極美個体なんだから嬉しいですよね~!
さすがにハンドリングってわけにはいきませんがワイルド個体に比べるとだいぶ落ち着いてる…かも!?
その2
種小名の通りクモのような長い手足を持つのが特徴のゴニウロ最大種。
CITES入りしてからはベトナム便でWC個体が流通することはなくなり、いまや幻のゴニとなっておりますが当店には国内CBが来ます!!!
今回入荷したのは4匹のみで、孵化日数から推測すると2ペアになってる…かも!?
その3
かつては「ニセモノの」ハイナントカゲモドキと呼ばれた本種も、いまじゃ立場が逆転。
ハイナンよりもルイーの方が圧倒的に流通量が少ないですもんね。。。
今回は2025国内CBベビーが入荷しましたが、店頭には育った即戦力のオスも複数いますよ!!!
その4
その5
画像上からコーラルスノー、クリスマススノー、アルビノクリスマス。
当店お馴染みのブリーダーPink Bossによるブリード個体です!
バッキバキな蛍光色が出るコーラルスノーはもちろん、今ではちょっとしたレアモルフのクリスマス系もオススメ!!!
その6
パッと見はただのノーマルですが、アルビノとリューシのダブルヘテロ!
こちらも当店ではお馴染みのブリーダーPink Bossによるブリード個体。
アルビノとかけるも良し、リューシとかけるも良し、そしてダブルヘテロ同士でかけるもヨシ…!?
その7
知ってる人は知っていると思いますが、コロ虹のアザンと言ったらEUのライン(アザン)と国内のライン(KEMURI)の2系統があります。
今回入荷したのは当店お馴染みのブリーダーPinkBossによるEUラインのアザンです。
これは余談なんですけれど、コロ虹の場合はアザン(黄色抜け)なのかアネリ(赤抜け)なのかがいまいち不明で、上の画像の個体のように生まれてからしばらくはアザンと呼ばれる個体に黄色っぽさが残るんですよねぇ…。(赤が抜けてこうなってるのかは謎なんですが)
しかしノーマル個体と比べてみると一目瞭然で、、、
こんな風に色彩の出方は全然違うんですよ。
ちなみに国内で生まれたラインの”KEMURI”、じつはワタシのところで生まれた個体がオリジナルです。
まったくのノーマル同士を掛け合わせていたら突然変異で出てきた個体だったんですよ。
で、それが生まれたばかりの頃の様子は、、、
こんな感じでした。。。
ボヤ~っと色が薄くなった雰囲気はまさにアザン(アネリ?)だったんですよ。
でも、これがヘテロ同士を使って生まれてきたベビーはEUのアザンと同様に茶色っぽく、しかも今年になってKEMURIとアザンは遺伝的に互換性があることが分かりました。(つまりKEMURIとアザンをかけるとアザンが生まれる)
不思議ですよね~!!!
なんでそんな現象が起きるのかはワタシにはまったく分かりませんけど、何か理由がありそうです。。。
ま、そんなウンチクはさておき、今回入荷した茶色っぽいアザンも成長すれば淡いブルーグレーの美しい個体に育ちます!
それは間違いないので、ぜひ皆さまは幽玄な趣きを持つコロ虹に成長することを期待して飼育していただきたいと思います!!!
その8
以前はオオアタマヒメニオイガメとスジクビヒメニオイガメが亜種関係にあったのですが、新たにそれぞれが独立種となりました。
それによりヒメニオイガメとスジクビニオイガメという2種に分割されることとなったのです。
だから「オオアタマ」って言うのは余計なのかも知れませんが、古くからのマニアにはコッチの方がしっくりくるでしょ!笑
その9
現在店頭にメイビーメス個体がいるんですけれど、今回入荷したのは孵化温度などから鑑みてメイビーオス。
これにてメイビーペアが揃ったわけですが、あくまでもメイビー…。
なお写真を撮ろうと思うと、こうして引っ込んじゃって全然映えないのはご愛嬌ってことで!
その10
乾燥地域に生息するため皮膚のうるおいを保つためにワックスを体にヌリヌリすることが知られるツリーフロッグ。
ピョンと跳ねることなくノロノロと動き、エサを食べるときには器用に手を使うなど、およそカエルっぽくない動きが魅力!
飼ってみると意外と丈夫でとにかくカワイイです!!!
でも繁殖を狙うとなると激ムズ…ってところもまた魅力のひとつですよね~♪
その11
毛足が長くてフワフワモコモコしていることで知られるニカラグア産個体を原資に殖やされた国内CB個体。
ちなみにコチラもお馴染みのブリーダーPinkBossによるブリード個体です!!!笑
画像の個体のようにフックが出て雌雄判別可能なものもおりますので、繁殖狙いの方にもオススメ!
以上。
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!