みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
えーっとね、、、まずは言い訳から!
ずっと2024年のタイ旅行ブログが更新できてませんでしたが、別に忘れてたわけじゃないんですよ!!!
やらなきゃいけないことを次々こなしていくうちに、いつの間にか3回目のタイ旅行へ行くことになったりして更新が間に合わなかったんです…。
結局3回目のタイ旅行(2025年2月)の方はブログじゃなくてYoutubeでVlogという形で公開していて、すでにそっちの方が先行しているという…笑
というわけでずっと放置していたら、いつの間にか1年経っちゃったというタイ旅行記(2024年7月に行ってきました)ブログの続き(第3弾)です!
前回のブログから続いてるから、気になった人は1回目から読んでみてください!!!
ざっくり要約すると、我々夫婦&カメラマンの川添さん&元当店アルバイトのアヤカさん。
その4人でタイへ行き、ガッツリと1週間くらいかけてハーピング(爬虫両生類探索)をしちゃおう♪
初日はパクチョンでアミメニシキヘビやオルダムマルガメを見つけてウォ~!ってなり、2日目はカオヤイ国立公園に入ってインドシナウォータードラゴンを見つけてウォウォウォ~~~!!!ってなってたところです。
さっそく本題に入りたいところなんですが前回の補足を。
ちょうど午前中の散策に入る前の駐車場付近には、周囲に並ぶ木々にビカクシダが着生しておりました。
でね「こういう風にビカクシダがくっついてる根元のあたりにオリーブダシア(Dasia olivasa)がいるんだよ!」
ってガイドのビア氏に教えてもらったから一生懸命探したんですけど、残念ながら1匹も見つかりませんでした!!!笑
そして前回ブログの最後の方で紹介した、撮影する我々に対して警戒の意味でチェッカー模様を出しているオオアオムチヘビ(Ahaetulla prasina)のシルバータイプ。
アヤカさんが撮影した美麗バージョンがあったので、そちらも載せておきます!
(Photo:アヤカさん)
ね~カッコいいでしょ!!!
ハイ。
ここからがようやく前回ブログの続きです。
道中でバタフライアガマの姿を確認することはできませんでしたが、巣穴の存在を確認できたからヨシ!
となりつつ、我々はいったんランチです。
なんか素朴な紙トレーとプラスチックのスプーン&フォークだけど、コレがめちゃめちゃ美味いんだなぁ~!!!
タイに来て野生の爬虫両生類を見るのが目的なのはもちろんですが、毎食うまいタイ料理を食べられて超幸せ♪
そして、ご飯を食べているすぐ横の枝にはオオナガトゲグモ(Macracantha arcuata)がいたりして、、、
こういった生き物を眺めつつ、外の空気を吸いながらランチなんて最高じゃん!
と思っていたらビア氏が「イイの見つけたよ!」と我々を呼びます。
そこにいたのは、、、
ムスジカナヘビ(Takydromus sexlineatus)のオスでした!
爬虫類マニアにしてみるとムスジカナヘビってのは、ニホンカナヘビの尻尾を長くしただけのような地味な種だと思うでしょ?
それがこんなに綺麗な発色が出るトカゲだったなんて!!!
すげー!
すると川添さんはムスジカナヘビを手に取ってゴソゴソと何かをし始めます。
ハイ!
ひっくり返っちゃった~! しかもじつは尾切れ個体でした~~~!!!笑
でもホントに、こんな美しいムスジカナヘビを見たのは初めてだったから感動です。
そんな感じでお昼ご飯を済ませたら、次の散策ポイントへ車で移動します。
途中で結構な勢いでザーッとスコールが降ったんですけど、ビア氏が何かを見つけ車から飛び降りてダッシュ!
ササッと布袋に生体をしまい「あとで見せるね!」とドヤ顔です。
なんだろな~? と思いながら目的地に到着したものの、まだ軽く降っていたので雨宿りしていたら、、、
小屋の土台の隙間にチラ見えするのはシジミマブヤ(Eutropis macularia)かな?
こちら側から突いたら下の方に出てくるかと思ったのですが、結局さらに奥の方のどこかへ消えて行ってしまいました…。
そうこうしているうちに雨が弱まってくると、何やら木々の間を飛びまわる生き物が。
もしかしてコレってトビトカゲじゃね???
なんてワイワイしていたら、川添さんがそれをおもむろにキャッチ!!!
その正体はコガラウロコトビトカゲ(Draco taeniopterus)でした!!!
すげーカッコいい!
雨も止んで晴れ間が出てきた頃、ようやくビア氏がさっき捕まえた布袋の中身を見せてくれました。
そこに入っていたのは、、、
カルダモンクシトカゲ(Acanthosaura cardamomensis)のオス!
午前中に見かけた地味カラーの個体とは違って、バリバリに警戒色が出た超カッコいい個体です!!!
ほげぇ~! 惚れ惚れしちゃうぜ~~~!
って言いながら、ひとしきり撮影した後に森へリリース。
すると、またしてもビアが近くの小屋で何かを見つけたようです。
呼ばれたところへ行くと梁にいたのは、、、
(Photo:アヤカさん)
かなり大きなクメールトビヤモリ(Gekko tokehos)でした~♪
よく流通するパラシュートゲッコーの倍くらいの体長でボリューム感がすごい!!!
一般的に見なさんが想像するトビヤモリっていうよりも、まるでヘラオヤモリとかガーゴイルゲッコーみたいに重厚な雰囲気です。
みんなで撮影していたらゆっくりと歩き始めましたが、その動きは堂々としていて風格がありましたね~!
雨上がりにはいろいろな生き物が出てきます。
アジアンフォレストスコーピオンがノソノソと足元を歩いていたので、思わずとっさに捕まえてご満悦なワタシ…。
そんなんしている間にもビア氏は常に何かを探してくれていて、、、
かわいいブチトビトカゲ(Draco maculatus)をキャッチ!
滑空するための被膜に入ったブチ模様も素敵ですが、、、
喉の下にあるデュラップも素敵!
トビトカゲの仲間はどれも外見が似ているので、こういう飾り部分を見ないと種の判別が出来ませんね~。
夕方になってきて、野生のゾウが出るかも知れないポイントをしばらく散策しましたが現れず。。。
そして前回ワタシと妻がカオヤイに来たときはまるでカラスかトンビくらいの勢いでいたブタオザルが、なぜか今回は姿をほとんど見かけません。
どうやらビアによると、偉い人がカオヤイを訪れる予定があるから爆竹を使って一時的にサルを山に追い返していたそう…。
でも、、、
(Phote:アヤカさん)
帰り道の途中、ようやくブタオザルを見ることができてアヤカさんは喜んでおりました~♪
彼ら、めっちゃ可愛いんですけど、観光客の持っている飲み物や食べ物や荷物を奪う暴れん坊。
しかも人間が危害を加えないって分かっているから、完全にこちらをナメた態度を取ってくるんです…。
まぁそれも含めて、結局カワイイから皆に許されてるんですけど!笑
カオヤイ国立公園は夜間の立ち入りが禁止されているため、日が暮れてからは公園周辺の平地を散策します。
でも、その前にまずは夕飯!
立ち寄ったレストランの庭にはいくつか植木鉢が置かれていたんですけど、そのなかのひとつにイモムシがたかっているのを川添さんが発見…。
(Photo:川添さん)
ムニムニしていて、ワタシが一番苦手なタイプのイモムシですねぇ…(泣)
たぶん緑色のと赤茶色のは同じ種類なのかな?
同種で色が違うって、グリーンパイソンのベビーみたいで面白いなぁ~!
なんて感心しながら眺めましたけど、やっぱりキモいもんはキモい!!!
しかし涼しい夕方の風に吹かれながら食べる夕飯は格別です♪
このレストランはガイド達の詰所みたいな感じになってるっぽくて、ビア氏も調理に参加してたりします。
ちなみにココのパッタイはマジで最高です! タイのどこで食べるパッタイよりも絶対においしいから!!!
で、腹も膨れてどっぷり日も暮れたので夜の散策へ出発したのですが、なんだか風が急に冷たくなって気温が降下…。
まぁ気温が下がるって言ってもギリTシャツ1枚で大丈夫なくらいなんですけど、タイの夜にしちゃ結構涼しいんですよ。
そうなるとやっぱり生きもの達の動きは不活発になるようで、ほとんど何も現れません。。。
しかしそんななかでも健気に姿を見せてくれるシャムザラハダヤモリ(Dixonius siamensis)が!
今回の旅ではたくさんのシャムザラハダヤモリを見ましたけど、どの個体もそれぞれ違った体色のバリエーションがあって可愛らしかったですね~!!!
爬虫類や両生類はあまり出てこなくても、蟲はちらほらと出てきます。
タイやオーストラリアではこうやってヤスデが木に登ってる場面を何度も見ましたが、樹上に食べるものがあるのかな?
いつも不思議に思ってますんで、この辺に詳しい人がいたら食性を教えてください!!!
ほかにはフツーっぽいナナフシも。
アヤカさん、どうやらナナフシが苦手なようで、肩にくっつけられて顔が無になってます…笑
こりゃ何も出ないね~と諦めて帰ろうとしたら、、、
(Photo:アヤカさん)
寝ているイロカエカロテス(Calotes versicolor)を発見!
こちらでは超ポピュラー種ですけど、このタイミングで登場してくれるとなんだかありがたかったです!!!
ハイ。
というわけで、めっちゃ長期間放置していたタイ旅行ブログ(2024年7月版)。
ようやく再始動したので今後の更新にもご期待ください!!!