みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
1か月くらい前に「タイに行ってきます!」なんていうブログを書いたんですけど、じつは帰ってきた翌々週に沖縄も行ってきたんですよ!
とは言っても、なんと1泊2日の弾丸旅行…。
それにはちゃんとした理由があって、ある人に会いに行くのが目的でした。
皆さんは高田爬虫類研究所をご存知でしょうか?
相当古くから爬虫類ファンをやってる人なら当然知っているでしょうが、平成以降のファンなら知らないかもですね~。
かつてこの業界には高田榮一氏という大先生がおりまして、その方がやっていた研究所なんですよ。
その高田先生が、かつて沖縄こどもの国で爬虫類を扱うことになった際に派遣された研究員が大谷勉氏。
その大谷さんが高田先生亡きあとに高田爬虫類研究所を継ぎ、研究所兼爬虫類ショップである「ディノドン」をやっていらしたんです。
先日100号の発行を迎えた雑誌クリーパー内の「やんばる通信」でお馴染みの大谷さんですが、じつはワタクシ2020年に沖縄を訪れて大谷さんにやんばるのガイドをしていただきました。
その時の思い出は、、、
寂れた商店街の奥に、妖しく佇む看板が…。
年季の入ったビルの2階へ上がっていくと、、、
そこにあったのが「高田爬虫類研究所・ディノドン」でした。
ワタシが産まれる前から爬虫類をやっていた大谷さんは、すこしも偉ぶることなく優しい敬語で話をしてくれます。
そのときは妻と息子も一緒だったのですが、もちろん妻にも息子にも丁寧な口調で面白い話をしてくれるものだから我々家族は一瞬で大谷さんの大ファンになりました!
店内にはマニアックな生体が多数いるなかにヒョウモントカゲモドキのようなポピュラー種も。
ただ、なんか飼育方法はポピュラーじゃない!!!
ワタシが「こんなに登るもんなんですね~」と言うと大谷さんは「はい、それくらいの高さなら器用に登りますよ」と。
ちょうどその当時SNS上ではレオパにイチゴを食べさせるのはどうこう…みたいな話題が炎上してたんですけど、大谷さんはそれに関しても「ヒョウモントカゲモドキはミカンを食べますよ。
しかも好みがあるようで、温州ミカンしか食べません」だそう。
最新のホットな情報にもアンテナを高くしている大谷さんの姿勢に驚いた記憶がありますが、このエピソードはいつしかのクリーパー内「やんばる通信」にも書かれておりましたね。
ショップには研究所の展示施設も併設されていて、、、
アルビノのハブなど毒蛇の展示が!!!
うぉーーーっ! と興奮したワタシが「エサは何を与えてますか?」と質問したところ「すべてヒヨコです」と大谷さん。
ワタシが「マウスじゃなくてヒヨコにする理由はあるんですか?」と続けて問うと、「いえいえ、、、ヒヨコの方が、安いんです!」とのこと。
続けて大谷さんは「しかし野生個体の体型をお手本にして、太り具合を見ながら給餌すればヒヨコだけで何も問題はありません」。
ほぇ~! めちゃくちゃ奥が深い!!!
ってなった翌日にやんばるを大谷さんにたっぷりと案内していただいたんですけど、じつはワタシ、本格的なフィールドはその時が初めてだったんです。
そこで生き物たちが野生に暮らす姿を見ることがどれほど大事かということを思い知り、国外にまで足を運ぶようになったわけです。
とまぁ、そんなこんなで勝手にワタシは大谷さんを師匠だと思っていて、遠く離れた地にいてもとても大事な方なんですよ。
けれど、大谷さんがご高齢のためディノドンを閉めるという話を聞き、急遽沖縄まで行ってきたわけなんですが、、、
なんとなく入り口には面影が残っているものの、
研究所内はご覧のようにスッキリと片付いており、、、
やっぱり大谷さん、寂しそうです…。
でも、ディノドンが閉店しても大谷さんには、、、
そう! 爬虫類友の会のメンバーがおりますから!!!
こうしてディノドンの店舗にお別れをしにいったあと、ウチの夫婦と川添さんが沖縄を訪れると聞いてわざわざ集まってくれた友の会の方々と食事をさせていただきました。
皆さんすごく優しく良い人ばかりで、いつまでも帰りたくないっていうか、むしろ沖縄に住んじゃいたいくらい名残惜しかったですけど本当にありがとうございました!
今後は大谷さん、うるま市内の別の場所に拠点を移して活動していくそうなので、また沖縄に行った時には是非また飲みましょう!!!
あ、あと、久しぶりに大谷さんと出会ったときの様子や、その前後に見た沖縄の両生爬虫類の動画も撮ってあるので、近々それもアップしますね~♪
ハイ。
なんか出かけてばっかりで仕事してなさそうな感じですが、いちおうちゃんと本業もやってます!
ウチらしい新入荷生体がいろいろと来てますんで、そちらもズバッとイッてみよーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!
その1
当店ではお馴染みになってきている国内CBのキタチャクワラ!
レッドバック血統なんですけど、背中がぶわーっと赤くなるのはオスのみ。
ということは上の画像、左奥の個体がオスっぽくない? そして、手前の2匹はメスか???
ちなみに左手前の黒っぽい個体は既に店頭でSOLDOUTとなっておりますが、、、
オスっぽいかな? という個体と、、、
メスっぽいかな? という個体の2匹が残っております!!!(現段階では…)
その2
カンボジアミズトカゲと呼ばれることもありますが、カンボジア以外にもいるしねぇ…。
メイビーペアで入荷していて、両個体ともピンセットからイエコを食べております!
画像で見るだけだとシナミズトカゲみたいに見えますけど、、、
こちらの方がだいぶズッシリとしたボリューム感!!!
その3
アザンじゃないオオアオジタは当店的に久しぶりかも???
オージーのアオジタにはないワイルド感がイイですね~!
両個体とも若干腰骨が浮いてるので、もうしばらく当店で仕上げてからの方が良いかも?
その4
その5
その6
その7
その8
以上。
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!