HBM2023のお品書き

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みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

もう当店からは何度も告知しておりますが、11月23日(木・祝)は九段下の科学技術館で開催されるHBM2023に出展します!

SNS等でも情報がほとんど宣伝されず、イベント名すら聞いたことがないという人も多いと思います。

でもね、じつは日本国内で最も伝統のある爬虫類イベントで、出展者がブリードした生体以外は販売できないという最高のレギュレーションで開催されるイベントなんですよ。

だから出展者も少ないし、ほぼ毎年固定メンバーで出品生体もだいたい同じ…笑

もちろん入場者数も他のイベントに比べるとかなり少ないんだけど、その代わりに皆さんの熱量だけは一番アツい気がします!!!

 

そして何よりもワタシが個人的に一番大事にしているイベントなので、毎年HBMは最優先。

だから今回の冬のトウレプはパスしてるんですねぇ~。

 

ということで、本気のウチが今年はどんな生体を持っていくのかドドーンとご紹介してみよーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

その1
サンエステバントゲオイグアナ

Ctenosaura conspicuosa

2022年9月産まれのメイビーメス。

今年はサンエステバンの繁殖に成功しなかったので、去年のベビーが育った若個体の販売となります。

そして、何を隠そうこの個体が2022CBの販売分のラスト1匹!!!

もちろん来年もベビーが取れるように努力はしますけれど、当然確約はできませんので国内CBのサンエステバンをマジで狙ってる人は是非!

ちなみに国外からサンエステバンの名前で輸入されたものを購入したけれど、育ててみたらなんか違う…。

って例が多々あるそうですが、他種とのハイブリッド疑惑がある個体を超簡単に見分ける方法があります。

サンエステバンは生後1カ月くらいで初回の脱皮をするんですけど、そのときに体色が緑からグレーに変わります。

クシとかツナギあたりだと結構なサイズになるまでグリーンが残るのに対し、サンエステバンはあっという間にグレーになるんです。

そんなの自分で殖やすまで知りませんでしたが、種によって色が変わるタイミングに違いがあるのは面白いですよね~!!!

 

 

その2
ポルカスカメレオンモドキ
Chamaeleolis porcus

近年では実質的に国外からの輸入ができなくなったカメレオンモドキの仲間。

当店では細々とポルカス(ホソカメレオンモドキ)をブリードしているのですが、最近は孵化率が悪く、産まれてくるのもメスばかり…。

そんなにメスばかり抱えていても仕方ないので、今回は2匹だけ販売いたします!

今年の10月産まれの小さなベビーですけれど、しっかりとエサを食べている個体なのでバッチリOKだと思います!!!

 

 

その3
バーバーカナヘビ
Timon pater ?

2021年8月に仕入れた幼体が店内で育ってアダルトサイズになっちゃって、そしたら殖えちゃった!

ということで産まれたベビーです。

ヨーロッパから輸入されたパックにはT. paterと記載されていたのでチュニジアバーバーカナヘビで間違いないと思うんですけど、親個体が成長したときに何となくT. tangitanus(モロッコバーバーカナヘビ)っぽくも見えたので、カナヘビに詳しい某業界人に見てもらったところ「チュニジアで間違いないけど、もしかしたらモロッコの血がちょっと入ってるかもね…」とのこと。

まぁ、どっちにしても超綺麗な成体になりますので!!!

今回販売するのは3個体で、メイビーオス1メス2です!

 

 

その4
ヤマビタイヘラオヤモリ
Uroplatus sikorae

こちらも店内で長期ストックしていたペアが交尾、産卵した卵から産まれた個体。

2匹産まれたんですが、1匹は尾を自切しちゃったり脱皮不全を起こしたりと怪しい感じなので、販売するのは元気な1匹のみ!

最初のうちはエサを与えるのが大変でしたけど、今ではピンセットから冷凍コオロギを食べるくらい元気いっぱいです!!

 

 

その5
ヒョウモントカゲモドキ “ノーマル”
Eublepharis macularius

原種系でもなくハイイエローでもない。

昔ながらの「どノーマル」を目指しているのが当店の特徴です!!!

もちろん当店ブリードなので全個体が人工飼料に餌付いておりますよ~♪

 

 

その6
ブラジルレインボーボア
Epicrates cenchria

赤みの強い個体をセレクトし、それを数年かけて育て上げて繁殖に成功した自慢の「紅いブラ虹」!!!

模様の出かたや色味を見ていただければ分かるように、混じりっけナシのブラジルレインボーですよ!

近年ヨーロッパから「ブラジルレインボー」として入荷するもののなかには、どう見てもコロンビアの血が入ってるのがいますからね~。

結構な数が産まれたのでHBMだけで売り切れることは無いと思いますけど、じつは今年の夏にオス親が突然死してしまったので来年は絶対に出ません、ってか出せません。

手元に残してる去年のベビーの成長具合から考えると、再来年なら出せるかも???って感じです…。

 

 

その7
コロンビアレインボーボア
Epicrates maurus

元気いっぱい2023CB(画像上)と、同じく元気もりもりの2021CB(画像下)!

2023CBはペア取れますが2021CBはオスのみの在庫です。

冬場の極端な低温にさえ気をつければ、おそらくヘビ全般のなかでも最も飼育しやすく丈夫な種!!!

写真には写りにくいけど、成長してきたときの虹色の光沢はニジボア属中でも一番ですよ~♪

ちなみに”KEMURI”の血統ではありませんので、ただのノーマル個体です。

 

 

以上が今回のHBMで当店が販売する個体です。

繁殖の記録に関してはインスタグラムの方にアップしておりますので、さらに詳しい情報を知りたい方はご覧ください!

(ちなみにインスタにアップしている持ち腹CHのトッケイは近日中に店頭で販売いたします。)

 

それでは11月23日(祝)は九段下でお会いしましょーーーッ!!!!!!!!!