みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
激アツい入荷情報の前に、まずはお知らせから。
今週末の10月29日(土)~30日(日)は東京ビッグサイトでジャパンレプタイルズショーが開催されるということで、大勢のお客様から「BIGレプには出展しないの?」と聞かれるんですが、申し訳ないけれど今回ウチはパスです。
なぜならば、当店は10月30日(日)に蒲田(京急)の大田区産業プラザPioで開催されるHBM2022(ハープタイル・ブリーダーズ・マーケット)に出展するからなんです!
2000年から続く国内最古参の爬虫類即売会であるHBMは、いまでは日本で一番コアでシブいイベントとなりました。
出展されている生体は必ずブリードしている本人が直接販売するという厳格なルールがあるので、完全な自家CB以外は出展できません。
そのため他のイベントとは違って出展される生体の種類数も限られているし、数も大量じゃない。
だから来場者数も決して多くはありませんが、クオリティの高い生体をブリーダー本人から購入できるという数少ない機会なので売る側と買う側の熱量は日本一だと思ってます。
そしてワタシにとってはいつまでもHBMに出展し続けるというのが目標のひとつなので、ここは最優先させていただきたいんですよね~!
というわけでHBMへの出展リストを先にご紹介しちゃいます!!!
サンエステバントゲオイグアナ
Ctenosaura conspicuosa

たぶん今、日本国内でサンエステバンのベビーを販売しているのはウチだけ!!!
育ってみたらサンエステバンじゃなかった…とか、なんかハイブリっぽい…ということも決して無い、安心の当店CBベビーです!
産まれて間もない頃はこのように、、、

緑の体色だったのに、最近ではだいぶ凛々しい顔つきと体色になってきました。
ちなみに尻尾の付け根をキャンドリングする方法で雌雄判別を試みてみましたが、結局ぜんぜん分かりませんでした…。
なので雌雄差に関しては、顔つきや大腿孔の雰囲気で推測していただくしかないという感じです。あしからず!
ポルカスカメレオンモドキ
Chamaeleolis porcus

こちらも最近では流通量が激減してめっきり姿を見かけなくなった人気種です。
地道に店内で繁殖を狙い続けておりましたが、今年は孵化率が悪かったのでダメかなぁ…と諦めかけたところでベビーが無事に産まれました!
現段階では2匹しか販売できる個体はおりませんし、2匹とも性別はメスとなっております!!!
ブラジルレインボーボア
Epicrates cenchria

赤い発色が強く出た個体をセレクトして種親に使った、混じりっ気ナシのブラ虹です!
産まれた全個体を雌雄判別したところ妙にメスが多い比率になっておりますので、オス単やペアでお探しの方はお早めにッ!!!
コロンビアレインボーボア
Epicrates cenchria

今年はコロ虹の繁殖に失敗してしまったので、去年産まれの個体がちょっと育ったものを販売いたします!
まぁ、これもあたり前なんですがウチのブリード個体は近年流通している海外からのブリード個体の血を混ぜておりませんので混じりっ気ナシ!!!
ちなみに”KEMURI”の血が入ってるラインではありません。
ヒョウモントカゲモドキ
Eublepharis macularius

今どきのハイイエローとは違って、成長するとちゃんとヒョウ柄になる”ノーマル”な表現にこだわってブリードしております。
普通に累代で交配していくとどんどんハイポ化していくから、こういう表現を維持するのって実は大変なんですよ…。
以上の5種が今年のHBMで当店が販売するラインナップとなっております。
これらは現段階では店頭でも販売しておらず、10月30日(日)のHBM2022から販売スタートとなります!
そしてその後は11月20日のとんぶり市、11月26~27日のトウレプでの販売をして、その後から店頭にて販売開始いたします。
ちなみに生体のお値段はHBM→とんぶり市→トウレプという順に少しずつ値上がりしていきますので、決断は早めの方がお得ですよ!!!
ハイ。
というわけでHBMの宣伝はここまで。
ここから先はいつも通りに店頭で販売している方の激アツな新入荷情報をイってみよーーーーッ!!!!!!
その1
ディッカーソンクビワトカゲ
Crotaphytus dickersonae

まずはオス個体を右側から…

そして左側から…。
で、もちろん今回はオスよりも少し若いメスもちゃんと入荷しております!

劇的にキャワイイですね~!
これを見て、トウブクビワと何が違うんですか???とか言ってるヤツはマジで素人、出直して来てください!!!
全然違うでしょ、発色とか顔の形とかが…。
なんて一人で興奮してても、なかなか皆さんにはこのトカゲの凄さが伝わらないのでウンチク語ります。
このディッカーソンは、アメリカ合衆国原産のクビワトカゲとは違いメキシコ原産のクビワトカゲです。
メキシコと言えば固有種の宝庫ですが、なかでも本種が生息するのは最西端のバハカリフォルニア州の一部地域のみ。
同じクビワトカゲでも、このディッカーソン様は一般的なトウブクビワとは根本的に種が違うんですよ。
おそらくディッカーソンが日本に初流通したのは20年前のこと。
その時にはオスが1匹だけ入荷したという話を聞いたことがあります。
で、その後2015年に一度だけ1ペアが流通したという噂もありますが、そこからはベビーが取れたという話は聞きません。
とにかく現状、日本国内で販売されているディッカーソンはこの1ペアのみということになりますね~。
ちなみにお値段ですが、最近でも比較的安価なWCトウブクビワの数十倍です…。

飼育ケージ内でバスキングして体温が上がるとこれくらいの発色になりますが、おそらく発情期はもっとビカビカになるでしょう!
ぜひ学名で検索してみて野生下で彼らがどんな体色を魅せてくれるのかをご覧ください。
我こそは!という猛者からのお問い合わせをお待ちしております!!!
その2
フィルビートゲオアガマ
Uromastyx phylbyi


クビワトカゲ界のディッカーソンに対し、トゲオアガマ界の青い稲妻と言ったら間違いなく彼ら!
しっかりと飼い込まれて安定したフィルビートゲオアガマのアダルトペアが入荷しました!!!
※が、こちらは入荷と同時にSOLDOUTとなりました。
その3
グリーンイグアナ
Iguana i. iguana

エルサルバドル産のちょっと育ったヤングサイズなグリーンイグアナ。
こうやって改めてよく見てみると本当にカッコ良いトカゲです。
※お客様からの注文での入荷なので、店頭での販売分はございません。
その4
ゴマバラトカゲモドキ
Goniurosaurus luii


国内市場に流通するゴニはハイナンとバワンリンばかりになっている現状ですが、ここに来てルイーが来た!!!
まだ雌雄判別ができないくらいの2022CBとシッカリとタマが出てきた2021CBのオスとなっております。
国内での血統が途切れないように、この貴重なラインを是非繋いで欲しいものです!
その5
アルバーティスパイソン
Leiopython albertisii

まだ小プラケで余裕を持ってキープ出来てしまうくらいの小さめサイズ。
いちおうティミカじゃなくて普通のアルバーティスとして入荷しておりますが、なんか黒くない?
そして今のところはおとなしいし、フツーに冷凍ホッパーを食いました!!!
その6
イリアンジャヤカーペットパイソン
Morelia spilota harrisoni

非オージーのカーペットパイソンとして軽視されがちでしたが、このワイルド感は属内イチだと思ってます!
そして、なんとなく最近になってこっちのカーペットも見直されてる感じがして個人的には嬉しい!
ゴツいし綺麗だし、一般家庭で常識の範囲内で飼育できるサイズのヘビだし、やっぱ最高ッス!!!
その7
ヒメヤスリヘビ
Acrochordus granulatuss


ブヨブヨグニグニした手触りが何とも言えぬキモさで、それがまたイイ。
潮だまりに生息するとか海水で飼育するべきとか、いろいろ言われておりますが結局誰も正解に辿り着けておりません。
模様がハッキリとした小さめ個体や絶対持ち腹でしょ!っていう体型になってる大きめ個体など、複数匹おります!
※ですが、アッと言う間に物好きなマニアが全個体を売約済みにしていきました…。
以上。
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!
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