今年のHBMは本気ですよ!

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

ヤモリ特化型のイベントであるゲッコーマーケットが終わって一段落しようと思っていたんですが、商売ってのはサメのように常に泳ぎ続けていないとダメなんですね…。

ちっともゆっくりできませんがな!

でも、それもある意味では嬉しい悲鳴。

続々と新入荷がやってくると毎日が新鮮で楽しいッスね♪

 

そんな感じでバタバタしていると、お客様からは「次のイベント出展は何ですか?」とよく聞かれるので先にお伝えしておきます。

いまのところ予定では次は10月30日(日)に蒲田で開催されるHBM2022(ハープタイル・ブリーダーズ・マーケット)です!

その次は11月20日(日)に浜松町のとんぶり市、その翌週11月26日(土)~27日(日)が池袋サンシャインのトウレプとなっております。

それ以外には、もしかしたらこの間のどこかでAWAKEが開催されれば出展するかも?って感じですね。

 

ご存知の方も多いと思いますが、HBMは日本で一番コアでシブいイベント。

出展されている生体は、必ずブリードしている本人が直接販売するという厳格なルールがあるので、完全な自家CB以外は出展できないんです。

そのため他のイベントとは違って出展される生体の種類数も限られているし、数も大量じゃない。

だから来場者数も決して多くはありませんが、クオリティの高い生体をブリーダー本人から購入できるという数少ない機会なので熱量は日本一だと思ってます。

とくに今年は東京ビッグサイトで開催されるイベントと日程がカブッているからどうなんの???っていう不安はありますが、少なくともウチのラインナップはガチ本気です!!!

 

まずはお馴染みのコロンビアレインボーボアですが、じつは今年のブリードに失敗したので2022CBはゼロです…。

でも2021CBの在庫がまだ残っておりますので、ちょっと育ったイヤリングサイズを連れて行きます!

 

そのかわりと言っては何ですが、今年は個人的な悲願だったブラジルレインボーボアが殖えたんです!!!

ワタシが厳選した赤い発色の強い種親から産まれた個体なので、やっぱり全員赤い!

最近、海外から輸入されてくるブラ虹は「これ、コロンビアの血が入ってるっしょ?」という微妙なハイブリッド感がある個体も多いんですが、ウチのは完璧なブラジル。

しかも赤い、しかもよく食べる、しかもおとなしい(今のところは…)!

こちらはHBM2022からの販売開始となります。

 

そしてこっちはもしかして無事に孵化して、餌付けが間に合えば…という条件付きですがポルカスカメレオンモドキ!

確実に交尾をしているのは確認しており、卵もいくつかあるのですが、なぜか今年は孵化率が悪くて今のところ1匹もベビーがおりません…。

でも何となく最近採卵したものは順調に成長しているように見えるので、もしかしたらこちらも何匹かは連れていけるかも???

 

レインボーボアにカメモド以外にもウチのオリジナルと言ったらレオパですね。

今どきのハイイエローとはちょっと違う、昔ながらのハイイエロー。

だからと言って原種系というわけでもなく、つまりしっかりと黒い点々が出てヒョウ柄になる「ノーマル」を狙ってブリードしております。

目標は千石先生の爬虫両生類飼育図鑑の表紙みたいな個体、、、って、最近の人には分からんか!笑

とにかくそういうフツーのレオパを目指してます!!!

 

そして今年の目玉はコイツだ!!!!!!!!!

ワタシがジックリと飼い込んで可愛がっているサンエステバントゲオイグアナが、今年初めて殖えたんですよ!!

いやぁ~、コレはマジで悲願中の悲願!

卵から顔を出しているのを目撃した瞬間は、ブリーダー人生のなかで過去最高にテンション上がりました!!!

このブログを書いている段階では、、、

まだこんな風にヘソが残っている状態ですが、、、

無事にイエコオロギやコマツナ、ニンジンなどを食べ始めたので一安心です。

今から順調に成長してくれれば、このサンエステバントゲオイグアナのベビーもHBMから販売開始します!

 

で、普段はSNSやサイト上で生体の値段をお伝えしない派のワタシですが、このサンエステバンに関しては問い合わせが多そうなので(?)先に決めていることを言っちゃいます。

まず、今年のベビーは相手が誰であれ1円も値引きは致しません!

お友達価格も無いし、業販価格もありません。

誰でも同じです。

なぜかと言うと、ワタシの手元に残っても全然かまわないからで~す♪

今後も生体の相場を維持するため値下げや割引などは基本的に考えておりませんが、もし来年も殖えたら業販は考えるかも知れません…。

というわけでもったいぶりましたが、決定した販売価格は1匹330,000円(税込)とさせていただきます。

もし、どうしても欲しい!という方がおりましたら、10月30日のHBMでお待ちしておりますよ!!!

 

ちなみに当店での繁殖情報はだいたいぜんぶインスタグラムの方にまとめておりますので、気になる方はそちらをフォローしておいてください。

それでは当店CB以外の激アツな新入荷情報をイってみよーーーーッ!!!!!!

 

 

その1
ハイナンスペングラーヤマガメ
Geoemyda spengleri

安心な飼い込みの超貴重なペアが来ましたーーーーッ!!!

まずはオス個体から。

甲羅だけでなく四肢の赤みもエグい!

飼い込み個体とは言え、そもそも本種は性成熟が遅いらしく来年の春にはもしかしたら繁殖を狙えるかも?という感じだそうです。

昔から「死にガメ」と呼ばれるほど飼育難易度が高い種とされてきましたが、ご購入される方には長期飼育のコツと繁殖を狙う秘訣をバッチリお伝えいたします!

こちらはメス個体。

甲羅の赤さはオス個体ほどではないものの、四肢のエッジにはいる朱色が美しい!

しかし頭部の色抜け具合や眼の色など、これはスペングラーの亜種、いや別種に分類しても良いのでは???

なんて考えちゃいますが、実質的に海南島での野生個体群は絶滅に近い状況らしいので研究するのも難しいか…。

数年前の価格を知っている人からしてみると現在の価格はぶっとびですが、探して手に入るものではありませんから。。。

 

 

その2
オニプレートトカゲ
Broadleysaurus major

トーゴ産の黒っぽい体色の個体群ですね。

非常に丈夫で飼育しやすく性質も比較的おとなしいので、トカゲファンには大人気!

それなりに広いスペースで飼育すると面白いですよ~!!!

 

 

 

その3
アシナガトカゲモドキ
Goniurosaurus araneus

ゴニウロの最大種にして最も妖しい雰囲気が魅力。

属全体でCITES入りしたことが要因となりWC個体の流通が現在では皆無になったところで、嬉しい国内CBが来ました!!!

※と思ったら、やはり全国のヤモリファンが黙っておらず秒速で売り切れとなりました…。

 

 

その4
ヘルメットゲッコー
Tarentola chazaliae

きょえーーーーっ!!!超カワイイっ!!!!!!

WC個体が多く流通している頃から超絶カワイイと思ってたけど、久々に見たら超超超絶カワイイです。

しかもハッキリと誕生日と性別が分かっている今年産まれの国内CB!

メスの方がオスの倍くらいの価格設定となっておりますが、この可愛さなら仕方ないよね…?

 

 

その5
ムーアカベヤモリ
Tarentola mauritanica

ヘルメットゲッコーと同じタレントラ属ですが、こちらは壁チョロ系で体格もやや大きめ。

ゴツゴツなオスとメスに再生尾のメスというトリオでの販売となっております。

ちょっと頑張るとピンセットからもエサを食べてくれるところは可愛いけれど、ダッシュの速さはハンパねぇ

 

 

その6
ソメワケササクレヤモリ
Paroedura picta

国内CB個体なんだけど、ワイルドF1だからか体色は濃いめでカッコいい!

まだ繁殖に使うには早いかな?

って感じのヤング個体がペアで入荷しております!!

 

 

その7
ヒョウモントカゲモドキ “ファスキオラータス”
Eublepharis macularius

ファスキオラータスって何ですか?ってよく聞かれるんですが、そのたびにアフガニクス・モンタヌス・マキュラリウスと並ぶ野生亜種のひとつ。

って答えてました。

でもなんか最近はスミシィとかいう亜種が増えてるっぽいッスね。

どんなんかは知らんけど…笑

 

 

その8
コーンスネーク
Pantherophis guttatus

スゴ腕ブリーダーさんによるハイクオリティなコーンがまたまた入荷しております

↑パルメット poss. het. アメラニ↑

ポップアイが出やすいパルメットですが、この個体はちゃんと凛々しい目つきですね!

↑アルビノパルメット↑

ややポップアイ気味ですが、アルビノ化したパルメットにはちょうど良い禍々しさだと思います!

↑アメラニ het.スケールレス&アネリ↑

まるでキャンディケインのようにハッキリとした白が出ているヘテロスケールレス

 

 

その9
ホンジュランミルクスネーク “バイカラーアルビノ”
Lampropeltis triangulum hondurensis

これでもか!ってくらいおめでたい紅白カラーリングが超カワイイ!!!

ホンジュランミルクの白い部分がオレンジ色になったアプリコットをアルビノ化したわけじゃないらしいッス。

白いバンド模様が細めのと太めのペアで入荷しております!

 

 

その10
ジャワヤスリヘビ
Acrochordus javanicus

思いつめて虚無になったような顔つきが素敵な水棲ヘビ。

最終的には1メートルを超えて象の鼻みたいになりますが、いまはまだプラケで飼育できるサイズ。

性成熟が遅く寿命も長いらしいんですけれど、何故か超長期飼育例はほとんど聞かないという不思議なヘビです。

 

 

その11
ミルキーツリーフロッグ
Trachycephalus resinifictrix

人差し指の上にちょこんと乗っかる大きさ。

ここから倍の大きさになるくらいが一番色分けがハッキリしていてミルキーっぽい感じ。

で、そこから先の大きさになると色が少し褪せてジュウジメドクアマガエル!って感じになります。

 

 

その12
ブラベルス・アトロポス
Blaberus atropus

デュビアとレッドローチに次ぐエサ用ゴキブリとして使えるんじゃないか?と思われるほど殖える種です。

でも、ただ飼ってりゃ爆殖するわけではないのがゴキブリの面白いところ。

ちなみに成虫はデュビアよりもデカいので、ほとんどの爬虫類は食べられません!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!