「組織」がやりたい放題じゃん…。

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

あっという間に7月も下旬になってしまいました。

参議院選挙があったのが先週のことだなんて信じられませんよ!

 

しかしまぁ、こないだの選挙は相変わらずの結果でしたね。

つまり現在の与党である自民・公明が大勝したということは、国民が現政府のやり方に賛同したという結果になっているわけです。

でも本当に国民の大半がそう思ってんのかな???

 

たとえばインボイス制度。

いままでは年間売上が1000万円を超えない事業者は国に納める消費税を免除されていたんだけど、今後はそこからもキッチリ税金を徴収しようって制度です。

これってフリーランスで働いている人たちにしか影響がない制度と思われがちだけど、じつは爬虫類業界にも関係してくるよね。

 

たとえば毎年秋口に開催されているブリーダーイベントに出展している個人ブリーダーさんの場合、そこで販売した生体が売れ残ったとします。

それじゃショップや問屋に卸しましょう。

という段階になったとき、消費税を納めるのがブリーダー側なのか買い取る側のショップや問屋なのかということで凄く面倒くさいことになるはずなんです。

しかもそこをちゃんとやらないと、場合によってはブリーダーもしくはショップや問屋のどこかが脱税をすることになっちゃうという…。

そうならないためには個人ブリーダーさんは税務署へ事業登録をおこなって番号を取得しておく必要が……って、もう説明しているだけでもめんどくせぇ!!!

 

ワタシの個人的な感覚としてブリーダーイベントってのは、趣味が嵩じた仲間が集まって楽しむ文化的な交流の場だと思っています。

そしてインボイス制度ってのは、そういった文化的な交流の場を思いっきりシラけさせる法律だとも思っています。

つまり爬虫類業界だけじゃなくマニア同士の即売会のほか、マンガやアニメや音楽や映画やゲームや小説などなど、日本国内における文化的な活動をインボイス制度が萎縮させちゃうでしょ?

しかも誰が言い出したのかは知りませんが、来年の10月から制度が始まることが勝手に決まっているんです。

なんなんじゃ、この非民主的なやり方は…。

 

今回、表現の自由を掲げてオタク勢から圧倒的な支持を得て当選した漫画家の赤松健さん。

彼がインボイス制度を推進している自民党から出馬している点がどうしても納得できなかったんだけど、選挙直前になってインボイス制度に反対という意思表明をしていたので、これからの議員としての働きには注目していきたいと思います。

 

とまぁインボイス制度ひとつにしてもワタシは全然納得しておりませんが、おそらく今後の流れとしてはあらゆる部分での増税と憲法改正への動きが加速するはずです。

若い世代のコたちは、いま選挙に行って投票しておかないと近い将来に重い税金とか経済破綻とか徴兵制がリアルになっちゃうかもよ!!!

なんて心配しちゃいます。

 

選挙に行かない人には「政治は分からない」っていう拒絶の壁を作ってるパターンと「どうせ1票じゃ何も変わらない」っていう絶望の壁を作ってるパターンに分かれると思います。

でもさ、冷静にこないだの選挙の結果を振り返ってみてよ。

首都である東京では、6年間国会での発言ゼロ回というヤル気の無さで話題になってる朝日健太郎さんと、政治の勉強はこれからします!な元アイドル生稲晃子さんの2名が自民党から当選してますね。

結果だけ見ると、そんな人を当選させてる東京都民ってマジでアホなの?

って思うじゃないですか…。

 

でもそこには選挙の不思議なカラクリがありまして、世の中には利権や宗教がらみの「組織票」ってのが溢れかえってるんですわ

だからどんな仕事をするのかも分からないような議員でも平然と当選しているんですね~。

つまり東京都民のなかにはそれくらい大勢の人が「組織票」に加担している人がいるんですよ。

こりゃちょっとオカシイっすな、日本の政治は。

でもまぁ、今回の選挙に行かなかった48%の国民がフツーの考えで冷静な投票を行ったら組織票が覆る可能性があるんだけどなぁ…。

 

って話

とにかく今のまんまじゃ、ホントにヤバいと思うよ。

あ、ちなみにワタシには支持している特定の政党はないので、選挙のたびに立候補者の発言を調べてから投票してます。

 

ハイ。

 

それでは難しい話はこれくらいにしておいて、本題の新入荷生体情報をイってみよーーーーッ!!!!!!

じつはここで紹介しきれていない生体もすでに入荷してきているんですが、そっちの方のご紹介はもうちょいお待ちください!

 

 

その1
ハルマヘラアオジタトカゲ
Tiliqua g. gigas

産まれて間もない幼体サイズですが、すでに人工飼料をバクバクと食べ始めておりますのでスクスクと成長してくれるはず。

オーストラリア産のアオジタトカゲとは違ってインドネシア産のは顔つきや色合いなど、何から何まで野性味に溢れててイイよね!

お腹を冷やさないようにプレートヒーターは年中スイッチオンにしておくのがオススメです!

 

 

その2
エジプトクサビトカゲ
Chalcides sepsoides

エジプト便で入荷するワイルド個体とは違って、凄いことに由緒正しき(?)国内CB個体です!

普段は砂に潜ってることが多いけれど、ほじくり出してもバタバタすることもなくハンドリングもできるよ!!

それでいて流通価格もお手頃だから、人気が爆発してもおかしくないと思うんだけどなぁ…。

 

 

その3
ヒガシニホントカゲ
Plestiodon finitimus

前回のヒバカリに続いて保護された系のワイルド個体で、入荷はオンリーワンです。

ワイルドならではのチョイ尾切れなところも素敵ですね!

ご覧の通り孵化したばかりのベビーなので、チャレンジしてみたい人は是非!!

 

 

その4
ボウシトカゲモドキ
Coleonyx mitratus

キョクトウトカゲモドキ属のカウンターパート的存在であるアメリカトカゲモドキ属の代表種。

ニカラグア産のWC個体として入荷しておりますが、まるでCBベビーのようなサイズ!

すでに冷凍コオロギに餌付いた個体もいますよ!!!

 

 

その5
ヒョウモントカゲモドキ
Eublepharis macularius

当店は、初心者からマニアまで爬虫類ファンに(だけ)優しい店なのでレオパだって常時在庫しております!

スタンダードなモルフがメインですが、こうして改めて見るとハイイエローとかトレンパーアルビノも良いもんでしょ

 

 

その6
コーンスネーク “バター”
Pantherophis guttatus

キャラメルをアルビノ化させたのがバター。

ん?食べるキャラメルってバターが原料に入ってんだっけ???

と思って調べてみたら、砂糖と牛乳とバターで生キャラメルが作れるんだってね。

美味そう!!

 

 

その7
ブラックレーサー
Coluber constrictor

別にこだわって集めてるわけじゃないんだけど気がついたらいつの間にか手元に来ているヘビ、それがブラックレーサー!

まるで階段を登っていると思ったら、いつの間にか降りているようなヘビ、それがブラックレーサー!!!

11亜種にも分類されているけれど毎回どの亜種だかよく分からんヘビ、それがブラックレーサー!!!!!!

 

 

その8
キタサンゴソリハナヘビ

Xenodon pulcher

ミナミサンゴソリハナヘビってのもおりますが、一般的にはトリカラーホッグノーズスネークって言ったらコッチを指します。

シシバナヘビとミルクヘビを足して2で割ったような外見が素敵!

なんと外見だけじゃなく、性質もシシバナとミルクを足して2で割ったようなところはあんまり素敵じゃないですけど…。

 

 

その9
トウブコクチガエル
Gastrophryne carolinensis

じつは久々の輸入なんじゃない?っていう北米産の地味ガエル。

地中に潜るタイプかと思って、そういうレイアウトしたけどほぼ潜りません。

どっちかというと木片とか石の下に隠れてるタイプのカエルですね。

野生下ではシロアリなどを食ってるっぽいですが、飼育下ではSSサイズのコオロギでOKです

 

 

その10
アフリカウシガエル
Pyxicephalus adspersus

セブンイレブンに設置してあるペットボトル回収機のようにエサをパクパクと食べるのが売りの大型ガエル。

いまはまだ100円玉サイズですが、オスだったら洗面器サイズまで成長するかも?

カワイイだけじゃなくて残飯処理班としても優秀な能力を発揮するので、一家に1匹必要でしょ!

 

 

その11
デザートアイアンクラッドビートル
Asbolus verrucosus

車に踏まれても死なないくらい硬い昆虫として有名ですが、たぶんアスファルトの上なら人間が踏んでも潰れると思います…。

死んだフリをするのも極めて上手いので、死んでるか生きてるかの判断も迷います…。

寿命は10年って噂もありますが、ワイルド個体なので今が9年と11カ月目なのかもしれません…。

雌雄判別はとても難しいので、心の目で触角を観察してみれば分かるかも…。

っていう微妙な昆虫なのにカッコいいから大人気!!!

初回入荷分がすぐに売り切れたので、調子に乗って追加で在庫補充しました~♪

 

 

その12
トゥエルブスポットプレデタービートル
Anthia sexmaculata

エジプト便で入荷するオサモドキゴミムシの仲間です。

カミキリムシみたいな顔つきですが、こちらは肉食性で生きた昆虫などを捕食します。

ゴマダラカミキリはゼットンっぽいけど、こっちの方が肉食だからより一層ゼットンっぽいよね~!!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!