みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
日々の仕事をこなしながら休日にはラーメンを食ったり残った仕事をしたり映画を観たりしていたら、あっという間に今年も10月です!
「今年は〇〇だったなぁ~」という思い出も何もないまま、いきなり終盤戦ですよ。。。
え?まだ3か月あるじゃん、って…???
でもね、本当にあっという間なんですよ。
ここから先の3カ月は!!!!!!
当店の予定としましては、まず10月17日(日)にAWAKE横浜への出展。
上のフライヤーを見ていただければ分かるように、爬虫類も鳥類も哺乳類もいない(出展できない)即売イベントです。
つまり、普段の爬虫類イベントでは脇役のように扱われている奇蟲や毒蟲をはじめ、両生類や魚類、グッズとか野菜が主役になるイベント!!!
っていうコンセプトが面白くて好きなので、関東開催される際にはフル出場しております。
前回から会場が横浜の広いホールになり、そして当然入場者数もかなり少ないのでマッタリユッタリと決して密にならずに楽しめるのも良いところ!
中華街が近くなので、ついでに美味しい中華料理を食べるのもアリだと思いますよ~♪
で、その次に控えているのが11月7日(日)に浜松町で開催されるとんぶり市に出展。
これは先日関西で開催された「ぶりくら市」の関東バージョンで、国内CBおよびCHのみが販売されるという激アツイベント。
開催時間を区切った3部制になっており、一番早い時間帯の1部はチケットが既に売り切れているらしいですよ!
そしてその翌週11月14日(日)には蒲田で開催されるHBM2021に出展。
出展生体は、それを繁殖させたブリーダーでなければ販売できないという日本で一番ハードコアなイベント。
毎回オープン直後は局所的に混雑しますが基本的にマッタリユッタリノンビリなので、そういうところも個人的には大好き!
ちなみにAWAKE横浜では1年ぶりとなる当店オリジナルTシャツの新作を少量のみ先行販売し、HBM2021では本格的にご用意できるはずです。
どんなデザインのシャツなのかはまだ秘密ですが、試作品はかなりイイ感じに仕上がっていますのでお楽しみに~!!!
そんな感じで怒涛のイベント3連チャンを終えたら、12月4日(土)~5日(日)はトウレプに出展でしょ…。
んでもってトウレプが終わったら、もう年末ですよ…。
ホラ、あっという間に今年が終わる!!!
うわーーーーん!
ハイ。
という感じで無駄にアセっておりますが、じつは大量に生体が入荷しておりますので新入荷情報をイッてみよーーーーッ!!!!!!!
明らかにAWAKE狙いの生体が多くなっているのはご愛嬌ってことで~♪
その1
ヒョウモントカゲモドキ
Eublepharis macularius
一時はコロナの影響で価格が高騰していたレオパですが、ちょっと最近は落ち着いてきたかも???
画像上からハイイエロー、アルビノ、マックスノーゴースト、タンジェリン。
以上の4モルフがドドーンと多数入荷しております!!
その2
サンルイスポトシキングスネーク
Lampropeltis mexicana
ちょっと前まではデュランゴマウンテンとヌエボレオンが亜種扱いだったような気がしたんだけど、今では別種扱いみたいです。
画像上の個体のように各バンドに赤色がハッキリと入るものや、画像下の個体のようにほとんど赤が入らないのもいて面白いですね~!
カリキンやミルクスネークほどバタつかないし、色彩も綺麗だし個人的にはすっげぇ推せるスネークだよ!!!。
その3
シロマダラ
Lycodon orientalis
幻のヘビと呼ばれるシロマダラですが、じつはいるところにはいっぱいいます。
とは言っても探して簡単に見つかるヘビでも無いですし、ワタシも野生個体はいまだに見たことがありません。
今回は茨城県で保護された幼体のシロマダラが巡り廻って当店に来たのですが、とりあえず餌付いた(産まれて間もないニホンカナヘビのベビーを食べました)ので販売致します!
その4
ツヤザリガニクイ
Liodytes rigida
グラハムザリガニクイ(Regina grahami)として入荷しましたが、コレは元々は同属だったけど今は別属に分類されているツヤザリガニクイですな。
まぁ、どちらにせよザリガニとか水棲昆虫とかミミズや魚を食べると言われているので面白い生態を持つヘビなんですが!
やっぱり魚に餌付けるんじゃなくて、ザリガニやエビとかヤゴを食わせて育ててみたいよね~!!!
その5
ジムシヘビ
Scolecophis atrocinctus
今年はジムシヘビの当たり年だったようで、大量に国内へ流通していますね~。
あまりに大量に入荷し過ぎてしまい西の大将がギブアップしたようなので、そろそろワシの出番かな…ということで当店にも入荷!
過去に扱った個体で色々と実験してみましたが、マウスはおろかハサミムシなどもまったく食べません。
本当に頑なにムカデしか食わないんですよ…。
なので、まずは真空パックのムカデや冷凍ムカデを試してみて、それでダメなら活ムカデを探しに行くか!!!笑
その6
アルプスイモリ
Ichthyosaura alpestris
まだスッゲェ小さいのでアルプスイモリ特有の美麗感がまったく出ておりませんが、成長すると凄いから!
どうぞ皆さんググって調べてみてください。
その7
ミナミクシイモリ
Triturus karelinii
こちらはちょっと育ってる安心サイズ。
水玉模様に黄色いお腹というだけでも可愛らしいのですが、繁殖期のオスはヤバい外見に変貌します。
尻尾がドカーンと幅広くなるだけじゃなく、背びれがバリバリに発達するので怪獣っぽさMAXですよ!!!
その8
グレーターサイレン
Siren lacertina
ウナギのような両生類シリーズ筆頭!
前肢しかなくて成体になっても外鰓が残ることから、西洋の妖怪セイレーンに似ている(?)というのが名前の由来。
確かに外鰓が羽に見えるし腕しかないというところは共通だけど、美女っぽく描かれることが多いセイレーンがサイレンくらいヌルヌルしてたら嫌だね!笑
その9
コンゴアシナシイモリ
Herpele squalostoma
前回入荷した分が売り切れてしまったので追加で入荷。
手も足も無いしサラッとしているのにツルツルした体表なので、まさに掴みどころのない両生類です。
ちなみにワタシはミミズは気持ち悪くて触りたくありませんが、アシナシイモリは平気で触れます!
その10
カルバルホコモリガエル
Pipa carbalhoi
一見するとアフリカツメガエルのように見えますが、ちゃんと背中に卵を埋めて子育てします!
30~45㎝水槽で繁殖まで狙うことができるし、アフリカツメガエル並みに丈夫で飼いやすいのも良いところ♪
そして何といっても前肢を使ってエサを搔き込むようにして食べる様子がメチャ可愛い!!!
その11
アフリカウシガエル
Pyxicephalus adspersus
成熟したオスは洗面器くらいの大きさになることで有名なアフウシちゃん。
いまはまだ500円玉サイズだけど、いつかは巨大になる可能性を秘めた食欲です!
ペットとしてはもちろん最高ですが、他の爬虫両生類の残餌を処理してくれる生体コンポストとしても優秀ですよ~笑
その12
マレーキノボリガマ
Rentapia hosii
数年前、いや十数年前だったかな?
それまではチラホラと野生個体の流通があったマレーキノボリガマですが、最近じゃまったく見かけなくなりました。
そこへ来てこうしてCB個体が入荷するというのはマジで凄いことだと思いますよ、ホント。
もうMサイズくらいのコオロギは食べられる大きさに育っていますが、まだまだ成体カラーには程遠い体色です。
ここから育ってきて、あの美麗な体色へと変化するのを想像するだけでオラはワクワクしてきます!
ちなみに画像下は撮影のために枝に乗っけましたが、繁殖期のメイティングコール時以外は木に登らないらしいッス。
いやでもマジでスゴい!
個人的にはヘルメットガエルと並んで最高に好みのタイプのカエルなので、しつこいようですがワクワクしております!!!
その13
イエアメガエル
Litoria caerulea
みんな大好きイエアメちゃん。
種小名が「カエルレア」ってところも可愛いよね。
まだ小指の先にチョコんと乗るくらいの小さいサイズですが、Sサイズのレッドローチを爆食しております!
その14
イエアメガエル “スノーフレーク”
Litoria caerulea
こっちはニホンアマガエルの成体サイズくらいまで育ったスノーフレーク。
成長に伴ってフレーク模様が増えてくるのが楽しみですね~!
※ごく少数のみの入荷だったのですが、あっという間にSOLDOUTとなりました。
その15
アカメアマガエル
Agalychnis callidryas
寝てるところを起こして撮影しようとしたら、半目を開いて不機嫌そうです…。
でも、薬指の上に乗っけたらようやく目が覚めたようで、チャームポイントの真っ赤な眼を見せてくれました。
深夜12時以降にならないと起きてこないような超夜型のカエルですので、夜型人間にオススメです!
その16
ジュウジメドクアマガエル
Trachycephalus resinifictrix
ミルキーツリーフロッグとかミルクフロッグとかミルキーフロッグと呼んだ方が分かりやすいかな?
飼いにくい種類が多い南米産ツリーフロッグにおいて圧倒的に飼育しやすくて丈夫な個体が多いです。
現在流通する個体のほとんどすべてがCB個体だからっていうのもあるんでしょうが…。
その17
プロトプテルス・ドロイ
Protopterus dolloi
実際に飼育してみると魚なのか両生類なのか分からなくなるほどですが、分類上はしっかりと魚類です。
水槽での飼育ではそこまでいかないことがほとんどですけれど、もしかしたら最終的に1mに達するかも?
在庫している個体は冷凍アカムシを食っていますが、まだ人工飼料には餌付いておりません…。
その18
淡水カエルアンコウ
Antennarius biocellatus
動かざること山のごとし、、、っていうほど動かないわけじゃないし、エサの金魚を入れるとエスカをピコピコ振ってくれて可愛いです!
飼育難易度が比較的高めのように思われる魚ですが、現在当店ではペットのライオンフィッシュの水槽に小さなプラケを突っ込んで、その中で元気に共存しております。
当店で飼っているライオンフィッシュの水槽には0.01グラムも塩を入れていない純淡水なので、この個体も完全淡水でOKな感じですよ。
ここから先は熱帯魚屋さんに聞かれたら怒られちゃいそうですが、水槽サイズは40㎝でフィルターは水作のスペースパワーLサイズ(投げ込み式フィルター)。
エサを与えた後にはフンを網ですくって取り除き、そのときに少量だけ水換えをしますが、新しく入れる水は中和も温度合わせもしていない水道水をダイレクトイン!笑
家で飼ってるバトラクスも店で飼ってるライオンフィッシュもそれで2~3年うまくいってんだから、意外とそんな飼い方が正しいのかも知れませんね~。
その19
ソウトウサソリ
Pandinus dictator
オオダイオウサソリと呼ばれることもありますが個人的にはそのネーミングに大反対!
だってさ~、漢字で書いたら「大大王蠍」だよ…。せめてオニダイオウとか、メガダイオウとかにして欲しかった!
そして和名として「ソウトウサソリ」ってのが充てられてるんだから、なるべくそっちを重視したいところ。
「ソウトウ」ってのは「総統」。国家の最高指導者を現す言葉ですね。
古代ローマの独裁官であるディクタトルが語源となっており、本種の種小名にもそれが使われています。
ところでダイオウサソリよりも大型化すると言われている本種ですが、そんなにデカい個体は見たことがありません…。
でも性質は圧倒的にダイオウよりも荒く、強大な鋏角を使ってガチガチと攻撃してきますよ!!!
その20
イスラエルゴールデンスコーピオン
Scolpio maurus palmatus
これぞサソリ!って雰囲気の外見がカッコイイけれど、体はちっちゃくてカワイイ!
毒性も弱く体格も小さいので、小さなプラケースやビンなんかでも飼育できちゃいます。
デスクでお洒落にレイアウトしてサソリ飼育、、、なんてのもアリかも⁉
その21
スネアカサソリモドキ
Typopeltis tarnanii
タイランドジャイアントビネガロンと言うインボイスネームもありますけれど、そんな大型種じゃありません。
入荷した個体も小さいので酢酸攻撃も意外とマイルドでした…笑
スネだけじゃなく腹部にもちょっとだけ赤い色が入るのが素敵です!
その22
メキシコウデムシ
Paraphrynus mexicanus
メキシコに固有みたいな名前のウデムシだけど今回入荷しているのはニカラグア産のワイルド個体です。
ウデムシとしては比較的小型の種なので、コンパクトなプラケでも飼育可能っぽい!
とは言えやはりウデムシなので、最低でも高さは20㎝以上は欲しいところですが…。
以上。
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!
関連