みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
オリンピックの開会式を演出担当した人が、過去にコントのネタとしてホロコースト(ナチスによるユダヤ人への迫害および殺戮)を扱っていたという理由で降板した件。
現代日本人の感覚としては「たかがコント内のブラックジョーク」と思うかも知れませんが、国際的な場では決して笑えないネタですよ。やっぱり。
でも実際にワタシはユダヤ系じゃないし、歴史の教科書で学んだだけじゃその感覚が全然分からないので、小説を読んだり映画を観ることで理解に近づこうと思います。
ということで、映画館に行ってきました。
まず1本目は「ホロコーストの罪人」というノルウェー映画。
ドイツに降伏後のノルウェーが自国のユダヤ人をアウシュヴィッツへ送ったという悲しい事実を、とある家族を主点に描いた作品。
それまでの日常が一瞬で覆される様子に胸が苦しくなります。
2本目は「アウシュヴィッツレポート」。
恥ずかしながら、この映画を観るまではアウシュヴィッツでの出来事が当時の世間には隠蔽されていたということを知りませんでした。
その隠蔽されている事実を外部に告発するため、収容所を脱走する二人の男を描いた作品。
当時のユダヤ人が感じたであろう恐怖が克明に描写されており、観ているこちらも怖くなりました。
で、2本の映画を観終わってから、改めてホロコーストを笑いのネタにしたという点を考えてみたんです。
すこし話は飛びますが、ワタシは8月6日が誕生日。つまり広島に原爆が投下された日です。
なのでずっと気になってはいたのですが、つい最近になって産まれて初めて広島の原爆資料館に行きました。
それまでに映画や漫画や小説で知った気になっていた「原爆」をリアルに体感することができて、変な言い方ですが自分にとってとても良かったと思いました。
そんな原爆投下もホロコーストと同じように第2次世界大戦末期の世界的悲劇のひとつですが、たとえば外国の人がそれを笑いのネタにしていたら…。
紙で作った人型をいっぱいならべたヤバい子供が「原爆投下ごっこをしよう!」って言ったら、観客がハハハと笑う。。。
仮にそんな状況があったとしたら、やっぱり日本人としてはちっとも面白くないよね。
国際社会におけるNGって、そういうことだと思います。
そういう意味では本来、日本人はアメリカに対してもっともっと怒りや嫌悪を持っていてもおかしくないはずなんですよ。
でも現代社会において、そうはなっていない。
それはアメリカの戦後処理が上手だったからではないと思うんです。
なぜ人間は人間を殺すのか?
大量虐殺という非道を行うことができるのか?
それは「戦争」という状況が人の心を狂わせるのだ、ということを理解しているからなんじゃないのかな…?
第2次世界大戦後も世界のどこかではずっと戦争が続いてます。
アフガニスタンだけじゃなく、いろんなところで紛争が続いてます。
じつは大昔から人間はずっと戦争してます。
だから戦争と人間は切り離すことができないのかも知れないけれど、少なくともワタシは日本人として戦争を拒否し続けていきたいな…と思います!!!
ハイ。
なんか湿っぽくなっちゃったけど、たまにはこういう話もさせてください。根がパンクなので。。。
それでは気を取り直して、アツアツの新入荷情報をイッてみよーーーーッ!!!!!!!!
その1
恐竜というよりは怪獣って感じの雰囲気を持つことで人気のコブトカゲ。
メキシコに固有の属ですが、なんだか最近じゃ新種がいろいろと記載されているようで、いつの間にか12ないし13種に分割されているようです。
で、今回入荷しているこの個体がもしかして新種扱いになってないかと思って調べてみましたが、頭部が若干扁平だからメキシココブトカゲで間違いはないでしょう。
全体的に体色が暗めでバンド模様が不明瞭になっている渋いカラーの個体です。
腰骨に少しだけ変形がありますが触ってみないと気づかない程度で、リラックスしている状態だとほとんど気づかないレベルです。
ハンドリングしようとすると威嚇して噛みつこうとしてきますが、持っちゃえばおとなしいものです。
腹がポテッとしているので一瞬「持ち腹!?」と思いますが、尾の付け根の太さから判断するとたぶんこの個体はオスですね。
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
以上。
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!