当店に特定動物はおりません

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

無意味な緊急事態宣言が無意味に延長されてどうなることかと思いましたが、結局トウレプは開催の方向で決定しましたね。

個人的には、台風で学校休みになると思ってたら結局小雨になって普通に学校がある…みたいな感じでゲェ~ッとなっておりますが、やるからには全力でいきましょう!

お品書きとかを作るのは面倒くさいので、当店HP内の“inventory”をご覧になってみてください。

そこに載ってるレオパとカメレオン、リクガメ「以外の」生体はほとんど全部持って行きますので!!!

開催にあたっての賛否両論もあるようですが、ワタシが通勤時に乗っている電車の混雑っぷりを見る限りでは最早なんでもアリだと思います。

禁酒令を敷いて飲食店の営業時間を短縮した影響で、結局通勤電車は密になるという本末転倒な結果になってますからね~。

国全体、世界全体が混乱状態の、まさにワールド・オブ・ケイオスなので自分の判断を信じて生きてくしかないですよ。

 

さて、そんなことよりも我々爬虫類飼育者にとっては、レティック脱走事件の方が問題かも知れません。

特定動物の飼育者は何が何でも屋外に生体を脱走させちゃいけないし、そうならないようにするための二重鍵というルールでしょ?

とにかくルールを守れない人は危険な動物を飼っちゃいけないよ!という悪い一例でしたね。

なんにせよ一刻も早く発見されて欲しいものです。色んな意味で。

そして現在特定動物を扱っている人々は、今回の二の舞にならないよう気を引き締めてください!

 

で、こういうネタにはマスコミが飛びつきますので、その影響で不動産オーナーや集合住宅の管理会社がざわついてるようですね。

嘘か誠か「爬虫類」の飼育を禁止するという住宅まで現れたそうで…。

それって何? 子供が近所で捕まえたカナヘビとかニホントカゲやヤモリもダメなの???

そのルールに則るなら、ミシシッピニオイガメとかギリシャリクガメも「爬虫類」ですから等しく飼育禁止ですよ。。。

 

いちばん大事な前提として「特定動物」とそうでない動物の線引きを、一般の方々にもキッチリと理解していただく必要があります。

カミツキガメ、コモドオオトカゲ、ハナブトオオトカゲ、オオアナコンダ、ビルマニシキヘビ、アミメニシキヘビ、各種毒蛇、ワニ全種などなど本当に危険な動物は、特定動物に指定されており、去年の6月から愛玩目的での飼育は禁じられました。

だから今後も、集合住宅だろうが一戸建てだろうが愛玩目的で危険な動物を飼育することはできないんですよ!

百歩譲って、いや一万歩くらい譲って考えても「ヘビの飼育禁止」なら分かるけど、「爬虫類の飼育禁止」はおかしいって!!!

 

興味が無い人にしてみりゃ超どーでも良い話なのかも知れませんが、爬虫類飼育者側にしてみれば人それぞれで強い思い入れがあるのです。

イヌやネコと同じように爬虫類を「家族」として可愛がっている人もいますし、子供の情操教育として小さな動物を飼育している人もいます。

マニアックに生きものを多数集めている飼育例も多々ありますが、それだってその人にとっては大事なコレクションですよ。

そしてワタシのように爬虫類を販売することで生計を立て、それで家族を養っている人だっているんです。

まずは我々がパニックにならず、落ち着いて世間様を説得しなきゃいけないんですよ、今は。

 

という意見を、ごく一部の爬虫類ファンしか読まないブログで書いても意味はないんですが、もし周囲からの迫害を受けそうな飼育者の方がいらっしゃるなら上記のような内容で反論して冷静に戦ってください。

昔に比べれば爬虫類に対する偏見はかなり少なくなったと思うので、ちゃんと理詰めで説明すれば相手だって分かってくれるでしょ?

いや、分かってくれないかな???

分かって欲しいな…。無理かな……。しょぼーん………。

 

ハイ

それじゃ気を取り直して、ちょこっとだけ来てる新入荷生体をプチッとご紹介しときますよ!!!!!

 

その1
ヒョウモントカゲモドキ
Eublepharis macularius

レオパが爆発的な大人気なので、ひさびさにまとめた数量が入荷しております。

すべてスティーブ・サイクス氏が率いるGeckos Etc.社のブリード個体です!

写真上の個体はスタンダードなハイイエロー。

これはトレンパーアルビノ。すごく小さい!

ちょい育って安心サイズのトレンパーサングロー。

最近じゃ一番人気のマックスノーですが、1匹のみの入荷…。

スーパーマックスノーはこんな感じでドットが大きめの個体もいれば、、、

なんか地色が濃くてブラックナイトみたい!?な個体もおります。

まだ入荷したてでエサ食いの確認が甘いので、トウレプには連れて行きません。

どうぞご了承ください。

 

 

その2
バワンリントカゲモドキ
Goniurosaurus bawanglingensis

先日雌雄判別可能サイズの個体が1匹入荷しましたが、さらに小さいベビーサイズも入荷!

まだこんな可愛らしい幼体です!

 

 

その3
モトイカブトトカゲ
Tribolonotus novaeguineae

眼の周りが薄っすらと白いのが特徴のモトイちゃん。

じっくりと飼い込んで成長してくると、胴部が結構派手なオレンジ色になります!

 

 

その4
アンダーソンサラマンダー
Ambystoma andersoni

ウーパールーパーことメキシコサラマンダーによく似ておりますが、こちらの方がずんぐり体型でボリューム感がありますね。

現在は全長5~6㎝の幼体ですが(むしろ、ずっと幼体なんですが…)、成体では普通に全長25㎝くらいまで育ちます!

 

 

その5
ベトナムオオムカデ
Scolopendra dehaani

パッと見ではベトナムオオムカデに見えないでしょう!

それもそのはず、驚くべきことに飼育下で繁殖した(持ち腹ではない)正真正銘の国内CBなんですよ!!!

ワタシの指と比較してもらえればサイズ感が分かると思いますが、すげぇ小さい!!!

でも画像のように、Sサイズのイエコをがっつりとハンティングして食べる様子はカッコイイですよ!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!