みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
いやいや暑いですね~。
コロナがなきゃ、この地獄のような暑さの中でマラソンやったりトライアスロンやったりという煉獄オリンピックが開催されていたと考えると恐ろしい…。
ところで夏になると見かける超特大サンバイザー。

コレが初めて登場したときには「マジかよ…」という違和感でした。
ウォーズマンっていうか、ダースベイダーっていうか、、、とにかく目線どころか顔の表情が一切見えないから不気味なんだよね。
でもコレを装着してアシスト自転車で軽快に街を走る女性たちが徐々に増加して、いつしか「普通」のアイテムになりました。
そしてもうひとつ。
夏になると見かける機会が多いのがアームカバー。

コレって何なの?
付けてると涼しいのかな??
まぁ、たしかに中世ヨーロッパのゴシックな雰囲気のアイテムとして見りゃお洒落に見えます。
でもやっぱりワタシは初めてみたときには「マジかよ…」と思いましたよ。
最近じゃだいぶ見慣れてきたので、ノースリーブ+アームカバーという組み合わせだと肩のとこだけヘンな日焼けしちゃうんじゃ…。
という余計な心配までするようになりました。
そこへ来て、コロナの影響で現れた新(へんてこ)アイテムがフェイスシールドですよね!

酷暑のなかでも日本人のほとんどがマジメにマスク着用しておりますが、なかなかフェイスシールドは一般化してないと思いません?
ワタシなりにコイツがいまいちメジャーにならない理由を考えてみました。
理由1、ダサい
形がヘンテコなのはサンバイザーも一緒です。でも何がダサいって、おでこのとこに”Face Shield”って書いてあるのがダサい!
マスクに”Mask”ってプリントされてたらヘンでしょ?
何かしらのデザインが入ってなきゃイヤなんだったら”Supreme”とか書いとけ!!!って感じ。
理由2、意味あんの?
この商品の最大の目的は飛沫拡散防止です。
でも、どうやら顔の横とか下から飛沫が出ちゃうらしいじゃん。
マスクが苦しいからコレを付けるっていう発想なのに、マスク+フェイスシールドだったら本末転倒じゃね???
理由3、女性向けの付加価値がない
サンバイザーは日焼け防止が目的ですが、近所に買い物行くくらいならノーメイクでいいでしょ…。
どうせサンバイザーで顔見えないし!
という、女性にとっての付加価値があります。
アームカバーは日焼け防止が目的ですが、ちょっとムチムチしちゃった前腕部や微妙に気になるムダ毛を隠せる!
という、女性にとっての付加価値がある…んじゃないのかな?
そこに来てフェイスシールド。
顔は丸見えだからメイクしなきゃいけないのに、おでこのところのファンデは取れちゃうし…。
こんなんデメリットしかないじゃん!!!
というのが大きいと思います。
やはり女性にとっての裏メリットがなければ商品として伸びませんよ。
マスクの場合だと口紅を塗らなくて良いし、誰だって美人に見えるという裏メリットがあるわけでしょ?
逆に考えれば裏メリットさえありゃダサくても意味がなくても売れるはず!
そして女性の支持を得ることができれば、ヘンなものも変じゃなくなって一般化するのです。
ルーズソックスだってギャルメイクだって、常にファッションの最先端を切り開くのは女性です!
どうか商品開発をしている人は、その辺を踏まえて考えてみてください。
そしてヒット商品が生まれた暁にはワタシが「マジかよ…」と思いますので!
ハイ。
ひさびさにマジでどーでもいい話をしましたが、今回は特にクセが強い新入荷情報をイッとくぜ!!!!!!
その1
カータートゲオヤモリ♂
Pristurus carteri

ちゃんと脇腹に赤い斑紋が出るタイプのカーターです。しかも国内CB!!!
じつは自切をしやすいヤモリなので完尾は貴重!!
せっかくのオスなんだから、ちゃんとモヒカンみたいになった立派なトゲオを拝みたいものですよね~。
その2
アカオパイプヘビ
Cylindrophis ruffus

ヘビを食うとかカエルを食うとか、いや魚だミミズだヤモリだ。むしろピンクマウスも食べるよ!などなど食性がいまだに謎の「死にヘビ」。
でもさ、そういった話をまとめてみると結局何でも食べんじゃね?
ただ個体によって食べたいものが違うっぽいので、やっぱり最終的にはめんどくせぇヘビなんですけど…。
※そんなめんどくせぇヘビですが、一瞬でSOLD OUTに。。。
その3
オビタイガーサラマンダー “ウォータードッグ”
Ambystoma mavortium

世の中には本物の猛者がおりまして、こういった種を殖やしている人もいるんですね~!
というわけで超レアサイズのウォータードッグ、つまりタイガーサラマンダーの幼生で、しかも国内CBなんですよ!!!
さすがはタイガーなだけあって幼生の時期から食欲が凄い!
この調子だと幼生期はそれほど長くないかもしれませんので、上陸の瞬間を見届けたい人は急いで!!!!!!
その4
サトセナガアナバチ
Ampulex dissector

なんと東京都文京区産のワイルド個体!!!
最近当店に入り浸っていて「息子さんですか?」とよく聞かれる虫キッズが採集して来ました。
プーンって飛んじゃうのでカップの中に入れて撮影するしかなかったんだけど、マジで美しい!
エメラルドゴキブリバチと同属ですが、こちらの方がより小型。
生態はほぼエメラルドゴキブリバチと同じで、やはりゴキブリをゾンビ化させて卵を産み付けます!
その5
アオズムカデ “レッドレッグ”
Scolopendra japonica

最初はトビズとしてご紹介しましたが、知人からのナイスな指摘によりアオズではないかと思い種名を訂正しました。
写真だとでっかく見えますが、実際は12㎝ほど。
めっちゃ綺麗なレッドレッグの個体ですが、実はコレも東京都文京区産のワイルド個体。
サトセナガアナバチ同様、虫キッズが採集してきたものなんですよね~笑
その6
オオジョロウグモ
Nephila pilipes


強くて丈夫な糸で大きな巣を張り、ヒヨドリサイズの鳥や小型のコウモリなんかも食っちゃうリアルバードイーター。
沖縄本島からやってきた日本最大のクモでございます!!!
おなかがいっぱいになると、腹部の黄色い二本線の横に隠れている別の黄色い線が現れるところも素敵!
これがノーマル個体なんですが、実は今回は黒化個体も入荷しておりまして…

それがコレ。超カッコイイ!!!!

顔をアップで見てもカッコいい!

脚を振り上げて威嚇しているポーズもカッコいい!!!
ちなみにオスも1匹だけ入荷しておりまして、、、

それはこんな感じ。
え?マジで同種???と疑いたくなりますが、オスはこれで成体。

サイズもこんなんです…。さすがは女郎蜘蛛ですね!!!
※どの個体も一瞬でSOLD OUTになってしまいました…。あしからず。
その7
チブサトゲグモ
Thelacantha brevispina

沖縄本島からやってきた、すんげぇ小さくて可愛らしいクモ。
腹部はカッチカチで棘状突起もチクチクです。

入荷時のパック内で産卵していた個体もおりました。
糸が緑色なのは自然下で草葉に紛れるための戦略なのかな?
普通は範馬勇次郎の背中みたいに鬼の顔みたいな模様が浮き出ておりますが、、、

こんな風にポップなカラーリングになっている個体や、、、

黒化型の個体など、実はカラーバリエーションが豊富。
死後も腹部はカチカチな状態で残るので、標本として残すことも可能です。
その8
アンティルピンクトゥ
Caribena versicolor


ワタシの人差し指の先と比較してもらうと分かる通り、まだまだ小さくて可愛らしいサイズのベビー。
逆に考えると、このサイズから飼育しないと青いボディを楽しむことはできないんだからお買い得!!?
成体になると赤とメタリックグリーンの極美タランチュラになりますよ~♪
その9
テキサスジャイアントビネガロン
Mastigoproctus giganteus

世界最大のサソリモドキ、、、の幼体!
若齢期だけ、こういった赤の入るカラーリングになるんだってことをワタシは初めて知りました。
ちなみにテキサスジャイアントはあんまり酸っぱい汁を飛ばさないらしいぞ!!!
その10
ピンクドラゴンミリピード
Desmoxytes sp.

写真だとそこそこのサイズに見えますが、現物は思いのほか小さいッス!
コレで全長30㎝くらいあったらスゲェのになぁ~と思いますが、小さくても綺麗なモンは綺麗!!!
軌道に乗ると爆殖するらしいけど、コツを掴めなきゃなかなか殖えない…らしい。
その11
セビリアシロヘリオオワラジムシ
Porcellio sp. “Sevilla“

白と黒のシックな配色が可愛らしい大型のワラジムシ。
コレはなんとなく人気が高い理由も分かるね!
その12
ノースタイランドワラジムシ
Philosciidae sp. “North Thailand“

成体になると背部にオレンジ色のストライプ模様が2本入ります。
ノロノロ歩いていたかと思ったら、急に意外なスピードで走り出したりするトリックマスターだ!
その13
コーキラエウムダンゴムシ
Armadillidium Corcyraeum

ギリシャ原産のやや大型ダンゴムシ。
黒いボディに白いスポット模様が点在するのが特徴です!!
以上。
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!
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