ひさびさの劇場

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

あっという間に7月です。

なんでもレジ袋を有料化しなきゃいけないというお達しなので、当店でもレジ袋のために細かいお金を用意しなくてはいけません…。

でもその前に、たかが袋!されど袋!!ということでガラパゴス2周年記念のエコバッグをプレゼントしちゃいます!!!

もちろん数量限定です…。しかもそんなに数はありません。おひとり様ひとつまでです。

その代わりどんな商品でもお買い上げいただいた方には在庫の限りエコバッグで品物をお渡ししますので、今週いっぱいくらいは狙い目かも!?

コロナの影響で何も周年祭パーティー的なことができないままだったのですが、いつもお客様に支えらえれて成り立っているガラパゴスなので、今度は逆に何かしらの形で皆様にお礼をしたいと思ったのでございます。

しかしエコバッグの在庫が無くなり次第、当店で使用している大中小3サイズのレジ袋をどれでも一律3円にしますので覚悟しておいてください!

 

それからひとつ宣伝。

ワタシが執筆と編集を手掛けている爬虫類雑誌「レプファン」の最新号が発売されました!

今回は全体のうち30ページしか書いておりませんが(過去の号はもっとたくさん書いてるんですよ…笑)、その代わり他の執筆陣の方々が超面白い記事を書いてくれておりますので読み応えは200パーセント!!!

大きな本屋さんとかネット通販のほか、当店をはじめとした爬虫類専門店でも取り扱っているところが多いので気になった方は探してみてください!

 

というわけで原稿の締め切りから解放されたワタシは、超ひさびさに劇場で映画を鑑賞してきました!

ソーシャルディスタンス&マスクなので今までと全く同じというわけではありませんが、やっぱり映画館は最高です。

今回観てきた映画は、最近のBLM運動や香港のデモにも通じるような市民の怒りがテーマの作品。

タイトルは有名なヴィクトル・ユゴー原作のミュージカルから、そのまんま「レ・ミゼラブル」

歌ったり踊ったりはしないしジャンバルジャンも登場しない現代劇ですが、まさに無情。

でも、むしろこれが現代の現実だからこそ無情なんですよ。

悲劇は連鎖するし、それ自体を簡単に止めることはできない。。。

じゃあどうすればいいのか…。ってことを真剣に考えさせられました。

重いテーマを多面的に描いているから人それぞれの事情や状況が違っていることが観ている側にも伝わって、だからこそ余計に問題の難しさが浮き彫りになっているという秀作です。

 

いや~しかしやっぱり映画ってのは本当にイイもんですね!

と、しみじみ感じました。

 

ハイ。

それじゃ本題に戻って、スカスカ気味だった店内をみっちりと埋めた新入荷情報をイッとくぜ!!!!!

 

 

その1
コバルトツリーモニター
Varanus macraei

やっぱりコイツらは最高に格好良いぜ!

これぞまさにブルードラゴン。何とも言えない上品な青の発色が素敵です。

インドネシアのバタンタ島固有のモニターで、年々入荷量は減っています。

「いつまでも 来ると思うな 爬虫類」という句を詠みたくなる代表のような種なので、いまのうちにしっかりとCB化しておきたいところ!

 

 

その2
トラフソウゲンカナヘビ
Eremias przewalskii tuvensis

手のひらに乗っかっちゃうくらいのサイズですが、モニターやテグーのような雰囲気を持っていて格好良い!

砂を敷いたケージで強めのバスキングライトをあてておくと動き回る様子が観察できて面白い!!

しかも繁殖形態は卵生じゃなく胎生というところも興味深いですよね!!!

 

 

その3
プシバルスキーソウゲンカナヘビ

Eremias p. przewalskii

亜種トラフソウゲンカナヘビの基亜種。こっちは虎柄じゃなくてヒョウ柄ですね。

入荷量は圧倒的にこっちの方が少ないレア種ですが、飼育方法はトラフと一緒。

まだ入荷直後でちょっと痩せてますが、根本的にエサ食いが良く丈夫なので今からしっかり仕上げていきます!

 

 

その4
ゲイリートゲオアガマ♀
Uromastyx geyri

例によってトゲオアガマ界では屈指のメンタル弱さを誇るゲイリーです。

今回はメスが2匹入荷しておりますが、よほど腕に自信のある方以外は数週間は様子を見てくださいね。

当店でエサをやったらパーって走ってきて食うようになればオッケーなんですが、そうならないうちはあんまりオススメしません!

 

 

その5
フトアゴヒゲトカゲ “レッドレザー&レッドトランス”
Pogona vitticeps

マジで産まれたてでしょ!?っていうサイズのベビーです。

将来的にはえげつない赤が発色するであろう個体を厳選してまいりました!!

すでに野菜もしっかりと食べ始めてるし、もちろんコオロギも爆食する良いコたちです!!!

 

 

その6
グリーンイグアナ “レッド”
Iguana iguana

手乗りっていうか、まだ指乗りってくらいのサイズ。

でもやっぱりさすがグリーンイグアナですよ。ベビーのうちから食べる量が凄い!

ご存じの通り最終的な全長が1.5mを超える大型種なので、ガチで覚悟を決めた人以外は手を出さないようにね!

 

 

その7
オオアオジタトカゲ “ハルマヘラ”
Tiliqua g. gigas

これまた手のひらに乗っかっちゃうサイズの可愛いベビー!

入荷直後からエサをバクバク食べてくれるので安心です!!

今回は画像の2匹が入荷しておりますが、手前の個体は既に売約済みとなっておりますのでご了承ください。

 

 

その8
エボシカメレオン
Chamaeleo calyptratus

こちらはコオロギのMサイズを食べられるくらいの安心サイズ。

1ペアのみの入荷ですが、ペアでなくとも販売しております。

特にオスの場合は高さのあるケージで飼育して、立派なカスクに仕上げちゃってください!

 

 

その9
トルキスタンスキンクヤモリ
Teratoscincus scincus

大きな眼とムッチリした手足が超絶可愛い!

昔は「テラトスキンク」っていう漠然とした名称で売られていたのがコレです。

まるで鯉のぼりみたいなパッキリとした鱗が特徴的。

今ならペアっぽい個体を選べます!

 

 

その10
プシバルスキースキンクヤモリ
Teratoscincus przewalskii

薄っすらとバンド模様が入るのが特徴。

わりと最近になってから流通するようになったヤモリですが、この属の仲間としては比較的多くの繁殖例があるかも?

トルキスタンやカイザリンギーに比べるとやや小型。ロボロフスキーくらいのサイズ感ですね

 

 

その11
ヒョウモントカゲモドキ♂

Eublepharis macularius

生後1年くらい経ったアルビノスーパーマックスノーとアルビノマックスノー。

どちらも来年の春には繁殖を狙えそうなサイズです。

そしてもちろん、人工飼料に餌付いております!

 

 

その12
タイリクシュウダ♀ “ハイポラベンダー”
Elaphe c. carinata

ある種のアルビノなんじゃない?って雰囲気の美しいハイポ個体。

しかもなかなか流通しないメス!

もちろん限定1匹のみの入荷なのですが、超ソッコーでご売約済みとなりました…。あしからず

 

 

その13
ユンナンシュウダ
Elaphe c. carinata

いちおうタイリクシュウダの地域個体群ってことになってるけどさ、コレってヨナグニエンシスだよね…。

ピンクマウスのLサイズを食べるベビーと、ホッパーかアダルトMサイズなら食べられるヤングサイズが来ております。

ヤングサイズはオス確定ですがベビーの方はプロービングが微妙だったので雌雄判別は不明ってことで。

もうちょい育ったら、ちゃんと判別し直します!

 

 

その14
シナククリィヘビ♀

Oligodon chinensis

奥歯がククリィ刀のように特殊な形状をしており、それを使って爬虫類の卵を切り裂いて食べる習性がある珍蛇です。

なお、その歯はカミソリのように鋭利なうえ長いのでハンドリングする際には注意が必要です。

ククリィの歯が分厚い皮手袋を貫通して手を刺し、手袋を外してみたらバッチリ出血していたという例を目撃したことがありますので…。

 

 

その15
アカマタ

Lycodon semicarinatus

前回は小さめの個体が好評だったので、今回も小さめで入荷。

ピンクマウスのM~Lを食うサイズですね。

小さいからといってもやはりアカマタ。攻撃性はハンパないので、めちゃアタックしてきます!

 

 

その16
ノーザングリーンパイソン

Morelia azurea

レプファンの原稿を書いているうちにグリーンパイソンを集めたくなっちゃったので入荷。

マノクワリでオーダーしたんですが、ビアクも混じってるような…?

ま、ビアク島にもマノクワリタイプはいるし、成長してからのお楽しみってことでイイか!笑

 

 

その17
アメフクラガエル

Breviceps adspersus

もうこれで今シーズンは最後でしょう、って感じです!

プニプニふっくら、コロコロチョコチョコ。

可愛らしさをギューっと凝縮したような体型が魅力なのに、普段はずっと土に潜ってるぜ!!!

 

 

その18
チブサトゲグモ

Thelacantha brevispina

沖縄では普通に見かけるクモらしいんだが、こんなの見てもクモだと気づかない人がほとんど。

網を張るタイプの小さな種ですが、アップにして写真を撮るとボスキャラ感が出ます。

体はカッチカチに硬くて、死後もそのまま綺麗に形が残るそうな。

 

 

その19
オガサワラゴキブリ “沖縄本島産”

Pycnoscelus surinamensis

画像上が成虫で下が幼虫。

世界中の熱帯・亜熱帯に生息するし、国内では外来種扱いになってるらしいけど「オサガワラ」ってネーミングはなぜ?

壁を登れるタイプですが、普段は地中に潜っているので滅多に登ってきません。

 

 

その20
モンテネグロダンゴムシ

Armadillidium montenegro

フチの方からオレンジ色のグラデーションが入る美しいオカダンゴムシ。

黒い部分に入るクリーム色のスポット模様も素敵ですね!

飼育も繁殖も容易だということなので、これからワラダンやろうという方にもオススメ!!!

 

 

その21
マジックポーションオカダンゴムシ

Armadillidium vulgare

普通のオカダンゴムシのカラーバリエーションのひとつ。

一見するとアルビノのようですが黒い斑点が入るのが特徴で、不思議な色の入り方だなぁ~というのがネーミングの由来らしい。

飼育繁殖に関しては普通のオカダンゴムシと同様なので、非常に飼いやすいです!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!