ひさびさのどーでもイイ話

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

いやいやホントに最近じゃ口を開けばコロナコロナだったけど、もうそろそろワタシがいつも語りたい「どーでもイイ話」をさせてくれ!

次号レプファンの原稿もケツに火が付いてはいるんだけど、コロナのせいでヤル気が出ねぇ…。

だから現実逃避のため映画館にでも足を運びたいんだが、劇場は閉まってる……。

そして仕方ないから在宅でゲームしたりアニメ見たり映画見たりして、やらなきゃいけないことから逃げ続けているのです!!!

 

というわけで、現在進行中で鑑賞しているのが「ぼくらの」っていうアニメ。

(下の画像は原作コミックのものですが)

Netflixでウチの息子が見始めていたものなんだけど、なんか気になったので親もつい手を出しちゃったパターン。

まだラストまで鑑賞していないのですが今のところ面白い!!

内容はとんでもない鬱アニメだし画風の好みが分かれそうだけど、キャラ立ちとストーリー構成はしっかりしていて見応え十分。

何の前情報もナシだったので途中段階での感想はエヴァンゲリオン+まどマギを金八先生で割った感じだと思っていたら、実は「まどマギ」よりもこっちの方が先なのね。

とにかく先が気になるので、さっさと見終わらないと仕事になんねぇぜ!!!

 

そしてやっぱり、映画も忘れちゃいけません。

ワタシのなかで映画監督の巨匠と言えばデヴィッド・リンチ、デビッド・クローネンバーグ、ポール・バーホーベンの3人なのですが、やっぱり最近はそこにラース・フォン・トリアーが入って狂気の四天王が完成するのです。

ラース・フォン・トリアーと言えば「奇跡の海」や「ダンサー・イン・ザ・ダーク」が有名ですが、個人的にはドラマの「キングダム」が最高傑作。そして映画の「イディオッツ」も最高だし「ドッグヴィル」も最高だし「アンチクライスト」も最高だし「ニンフォマニアック」も最高なんです。

とにかく観た後には気持ちが真っ暗を通り越したブラックホールみたいになるので、そういうダウナー系ドラッグみたいな作品としてキメるのにピッタシなのですよ。

で、そんなラース監督の最新作である「ハウス・ジャック・ビルト」。

まだ見ていなかったので、アマゾンプライムで課金して鑑賞しました!

すっかりイケオジになったマット・ディロンがこれまたイイ感じの怪演を魅せており、ストーリー構成もちゃんとしてるからラース作品なのに観やすい!!!

カンヌのプレミア上映会では途中で観客100人近くが退場したそうですが、それも「あ~、この辺のシーンだな…」ってのが分かりやすい!

もちろんすっげぇイイ感じなのは間違いないし、その辺の生ヌルいホラー映画では満足できない悪い子なら大満足できるはず!!

でもね、、、ワタシの中ではちょっと映画的に完成され過ぎていて、ラースの狂気具合が足りなかった…。

 

そう!

狂気と言ったら、やっぱりミヒャエル・ハネケ監督の「ファニーゲーム」だよね!!!

コレはネット配信とかされていない映画なので、気になった人はレンタル屋で探してみてくれ。

「ファニーゲーム」も「ファニーゲームUSA」も同じ監督が同じシナリオ同じ編集で撮影した映画だから、どっちかだけ観てもイイし両方観てもイイぞ!

ガチで怖くて狂った映画を見たい人にはオススメだし、使用楽曲がネイキッド・シティというところもマニア向けでイイ!!

 

皆さん、自粛とかステイホームとかで気分が憂鬱だと思います。

でもそんな時には、今ワタシがオススメしたような胸糞鬱作品をどうぞ。

厚い夏に熱くて辛い料理を食べるような感覚で是非お試しあれ。。。

 

ハイ。

とか何とか言ってるウチに、なんだかんだ溜まりに溜まった凄い新入荷情報イッとくぜ!!!!!

 

 

その1
バワンリントカゲモドキ
Goniurosaurus bawanglingensis

ピッカピカの2016CB!

やや小ぶりな気がしますがメス個体は無精卵を産んでいるとのことなので、もちろん即戦力ペア!!!

今後はワイルド個体の入荷が絶望的なだけに、ちゃんと育っているペアは貴重だぞ!

 

 

その2
タイガーゲッコー
Pachydactylus tigrinus

可愛い外見とは裏腹に、お前ら地表棲のヒルヤモリかよ!ってツッコミ入れたくなるレベルの俊足。

最近流通する個体はほとんどがCB個体ですが、この個体は貴重なワイルドの飼い込み!!!

1匹のみの在庫なので雌雄がどちらかが気になるところですが…

ワタシにはメスに見えるんだけど、そうだよね???

違う??

なんか見れば見るほど分からんくなってきた~!!!

 

 

その3
ヒョウモントカゲモドキ♂ ”ギャラクシー”

Eublepharis macularius

ギャラクシー het.ベルアルビノ同士から産まれたギャラクシー。

生後8か月くらいのオスなのですが、再生尾の再生が途中で止まってます…。

もちろん繁殖用の種親としては再生尾だろうが何だろうが関係ありませんが!!!

 

 

その4
ソメワケササクレヤモリ
Paroedura picta

画像上から順に、妙に色抜けしたCBヤングオス、妙に色黒なワイルドメス、まだヴァージンのCBメス。

ただでさえ店頭にはソメワケがいっぱいいるのに、またまた在庫が増加中!!!

 

 

その5
クレステッドゲッコー
Correlophus ciliatus

すぐに繁殖を狙えるサイズの立派なダーク系のオス。

これと同時にやっぱりダーク系の立派なメスが入荷していたのですが、、、

ウゲェ~~~ッ!!!!

撮影しようとしたら尻尾を切っちゃった!!!!!!!!

走り出したのを捕まえただけで、別に尻尾を掴んだわけでも挟んだわけでもないのに…。

こういう時に言うんだな。。。

ぴえん!

 

 

その6
モトイカブトトカゲ♀
Tribolonotus novaeguineae

アカメカブトにそっくりだけど眼の周りが赤くないのが特徴。

普通に考えればコッチの方が地味なのに、なぜかモトイカブトは大人気。

むしろモトイの方が人気なんじゃね?ってくらいだから、マニアの気持ちは不思議なもの。

 

 

その7
ハグルマブキオトカゲ
Oplurus cyclurus

体温が上がりきってない状態で撮影したから雌雄ともに暗い体色ですが、普段はもっと明るいよ!

それほど大きくならないし雑食性だし丈夫なのに、なぜかCBが産まれたという話をあまり聞きません。

何でなんだろ?でも、逆にそういう種こそ殖やしてみたくなるよね!!!

 

 

その8
ワーレンヨロイトカゲ
Smaug warreni

2016年に「バーベントンヨロイトカゲ」という謎のヨロイトカゲが入荷しましたが、それはCordylus warreni barbertonensisつまりバーベルトンヨロイトカゲの綴りを読み間違ったものとしてすぐに訂正され、国内では「バーベルトンヨロイトカゲ」という流通名になりました。

当時からワタシと一部の業界人の間では「あれは基亜種のワーレン、つまり現状では真のワーレンだ」という結論に行き着いておりました。

そもそもバーベルトンの場合は腹面が全部真っ黒になるんですよ。でもこの個体は違う。背面の配色パターンも完全にワーレン。

昔はワーレンヨロイトカゲが何亜種にも分類されておりましたがそれが今では全部別種になり、そしてこのヨロイトカゲこそが「真の」ワーレンとなったわけです。

で、この個体が何なのかって???

実は2016年に入荷した「バーベルトンヨロイトカゲ」(つまりワーレンヨロイトカゲ)から産まれた国内CB個体なのです!!!

本当に素晴らしいと思いませんか!!!

あんまりこの素晴らしさが分からない人のために簡単に説明すると、おそらく現在世界中でこのトカゲをペットとして販売しているのはこの1匹だけですよ。

それくらい貴重なトカゲが国内で繁殖していて、しかもそれがペットルートに登場した!

こりゃスゲェ!!!

ヨロイトカゲをやり込んでる人にはご理解いただけると思いますが、雌雄判別はできません。

しかも現状では(あくまでも現状では…ですが)1個体のみの販売です。

さぁどうするよ、そこのアナタ!

 

 

その9
アオダイショウ “アルビノ”
Elaphe climacophora

ガラパゴスのある東京都文京区あたりでも普通に見かけるアオダイショウだけど、アルビノとなると話は違います!

全然関係ないけれど、我が母校である新宿区立戸山中学校の横にあった盛り土で出来た空き地にはアオダイショウが頻繁に出没しました。

そして同級生がそこで「シロヘビを見た!」と言うので、ワタシは放課後になるたびにそこへ行ってシロヘビ(=アルビノアオダイショウ)を探したのです。

結果、そのシロヘビを目撃した者は他に現れず、それが単なる子供の虚言だったのか真実だったのかは未だに謎のままであります。

 

 

その10
コーンスネーク
Pantherophis guttatus

コーンスネークが色々入荷しております!

画像上からバターモトレー、キャンディケイン、ゴースト、プラズマ、クリームシクルという感じ。

まだ雌雄も判別してないし、エサ食いもしっかり確認しておりませんが一応情報だけ。

 

 

その11
セイブハブモドキ♀
Macropisthodon r. multiprefrontalis

小泉進次郎みたいなこと言いますよ。

もしかしたらまた入ってくるかもしれないけれど、もしかしたらコレが最後かもしれない!

でも、つまりは本当にそういうことなんです。

そして今回入荷している個体(ちょい鼻スレあり)ですが、1年以上前からご予約をされているお客様が複数いらっしゃるので恐らく一般販売にはまわりません。

どちらにせよエサ食いの確認ができなきゃ販売はしませんが、どうやら脱皮前らしくマウスはもちろん冷凍カエルも活カエルも食わねぇ…。

あ、ちなみにお値段ですが、前年の倍くらいに跳ね上がっております!!!

 

 

その12
グリーンパイソン♀ “アルー”
Morelia viridis

なんだか大人しいから、コレならハンドリングいけるんじゃね?とか思いながらも決して触らないビビりのワタシですが、この個体は本当に大人しい。

触れるかどうかは分かりませんけど!

冷凍マウスをモグ~って感じで食います。初回のダニ駆虫済みです。

 

 

その13
ミスジドロガメ♀
Kinosternon baurii

CBベビーから6~7年飼い込まれたメス個体。

物怖じせずに人工飼料もバクバク食べるし、アダルトサイズでも小さいし、ペットタートルとしてもっと流行っても良いよね。

ってか、ニオイガメとかドロガメが全体的にもっと流行っても良いと思うぞ!!!

 

 

その14
タイランドブラック “Big Black チェンマイ産”
Cyriopagopus minax

まだまだ小さいのでプチッとつまんだら潰れそうなサイズだけど、コレが将来的にはムキムキ漆黒のゴリラみたいになります。

大きくなっても動きは俊敏、性格はどちらかというと激荒い方なので初心者向けではありませんが、このサイズから飼い込んでいけばアダルトサイズになる頃には初心者じゃなくなってんだろ?って感じです。

 

 

その15
サツマゴキブリ
Opisthoplatia orientalis

九州南部や沖縄地方を中心に生息する国産ゴキブリ。

見る人が見れば可愛いゴキブリ。でも見る人が見れば不快害虫。

もちろんワタシには可愛く見えますよ!!!

 

 

その16
ビートルローチ
Diploptera punctata

甲虫的な外見の不思議なゴキブリ。

卵にミルクを与えて育てる胎生のゴキブリとしても知られております。

でも壁は登るし動きは早いし落ち着きも無いので、扱いには注意してください。

もちろん写真を撮るときにも動き回ってるから、脚とか触角がブレまくり!!!

 

 

その17
シラユキヤマタカマイマイ
Satsuma largillierti

沖縄本島に生息する美しいマイマイ。

黒いラインが入る殻の個体もいれば、全体的に真っ白な殻を持つものまでバリエーションは豊富。

カタツムリとしては中程度のサイズで、飼育もしやすい…はず!

 

 

その18
クンチャンケマイマイ
Aegista elegantissima cara

シュリケマイマイの北部亜種。

平たくて小さいけれど、よく見ると殻の周縁に毛が生えていて面白い!!!

野生下では石灰岩に生えたコケ類を好んで食べているようです。

 

 

その19
アオミオカタニシ
Leptopoma nitidum

カタツムリの仲間じゃなくてヤマタニシ。

触角の先じゃなくて根元に眼が付いているし、ちゃんと殻を閉じるフタを持っているのも特徴。

とても美しいエメラルドグリーンの陸生貝類ですが、長期飼育するのは意外と難しい!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!