みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
えー、今回のブログはノッケからわざとらしく辛口っぽいタイトルにしてみましたが、これは完全に釣りです。
釣り。。。
こうやって一線を越えたっぽい内容を発信するように見えて、フタを開けてみれば中身は薄っぺらで大したことが無いという情報って多くない?
それは何も最近に始まったことじゃなくて、新聞や本、テレビや映画や音楽やアートなんかでは顧客を増やすための常套手段として使われてますね。
バブル期なら東スポの見出しが有名だったけど、バブル崩壊以降なら「金持ち父さん 貧乏父さん」あたりからその傾向がエスカレートしてるような気がします。
最近じゃYoutubeに上がってる動画のタイトルとかサムネイルに、再生回数を増やすためなんだろうけど「釣り」っぽい単語が羅列されてることが多いわけで。
昔っから爬虫類を飼育していたようなマニアになればなるほど、そういうのに釣られちゃったときにイラッとするんじゃないかな?
釣られて見ちゃったけど、結局大した内容じゃねぇじゃんか!みたいに…。
まぁ、こうやってそれっぽく語ってるワタシは爬虫類系のYoutube動画を見たことがないので、全部想像で語ってるんですが。。。
マスコミってのは「マス・コミュニケーション」の略。つまり、不特定多数に対して一方通行で情報発信するというものなんですね。
しかしインターネット回線の高速化とメディア容量の大型化に伴い、情報は「オン・デマンド」化しているんです。
つまり、個々が要求する情報だけを抽出して視聴するということ。
だから料理上手な素人のオリジナルレシピみたいに、大衆向けマスメディアでは金にならない(売れない)とみなされるような情報でも自由に発信されるんですよ。
おなじく爬虫類の飼育みたいにマイナージャンルの趣味でも、売れる売れないを気にせず誰でも情報を公表できる時代になってきたんです。
シロウトによるシロウトのための映像。
本来Youtubeの面白さっていうのはそこにあり、プロが作ったマス(不特定多数)向けの映像とは違う良さがあるんじゃないのかな?
爬虫類Youtuberって呼ばれる人たちって「昔っから爬虫類ショップに入り浸っている、業界でも有名なマニアさん」ってわけじゃないし、当然「爬虫類のプロ」でもない。
彼らはあくまでも動画配信のプロ(もしくはプロ志望)であり、爬虫類に関しては「にわか」なんですよ。
だからマニアがイラッとくる。おそらく爬虫類Youtuberが嫌われる理由はソコなんじゃないかと…。
デスメタルファンのワタシからしてみりゃ、広瀬すずのデスメタルはメタルでもなんでもない!
ヒャダインには「もう一回出直してこい!!!イズーのテーマソングとソックリだぞ!」と言いたいくらいです。
もちろん「デトロイトメタルシティ」だってデスメタルのことを全然勉強してないよな、、、って思ったし。
もっと言ったら、アメリカのバンドEagles of Death Metalは全然デスメタルじゃないから紛らわしいんだよ!ってツッコミ入れたいし。。。
そういう感覚に近いのかな???
まぁでも皆さん、そうカリカリしなさんな。
爬虫類Youtuberだって生活かかってんだから、みんな生き残るのに必死なんだよ。
ワタシはその姿勢をプロとしてリスペクトしていますよ~。
というわけで終始エラそうに語っちゃいましたが、この場を借りて宣言しておきます。
オラ、動画を配信するぞ…(小声)
多忙なので初回配信は少し先になりそうですが、好き勝手に自由なチャンネルをやろうかな~?と思ってます。
趣味人による趣味人のための動画を作れたら良いな。なんて。テヘ!
あ、ちなみにYoutubeデビューってわけじゃないんデス。
ギタリストが癌で死んでしまってからは活動してないんだけど、趣味でやってたバンドの記録として動画をいくつかあげたことがあります。
もう7年くらい前のヤツなんだけど、いま見ても恥ずかし~!!!
なお、PVはThe Whoの”Who are You”へのオマージュになってるんだけど、そんなことは誰にも分からないはず。
ちなみに音楽のジャンルとしてはGrind ‘n’ Rollと呼ぶものだったと思ってるので、勘違いされそうだけどデスメタルじゃありません。
でも誰が見るというわけでもないのに、こうやって動画を作ってアップロードして。楽しいね!
ハイ。
気づけばもう来週末は静岡レップショー。
その前に駆け込みで入ってきてる新入荷生体情報イってみよーーーッ!!!
その1
ソトイワトカゲ
Bellatorias frerei
まだニホントカゲの成体と同じくらいの可愛いサイズ!
いつの間にかランドマレットとアーネムイワトカゲとソトイワの3種はベラトリアス属ってのに変わったみたいですね。
イワトカゲなのにオーストラリア以外に生息することから、かつてはなぜか低く見られがちだったけど最近はちゃんと大切にされていて嬉しい限り。
その2
カブラオヤモリ
Thecadactylus rapicauda
ニカラグア産のワイルド個体。
ただでさえカブのように尾が膨らむヤモリなのに、入荷した個体は全部が全部再生尾!!!
より一層カブラオになっているから最高じゃないですか!
その3
ボウシトカゲモドキ
Coleonyx mitratus
これまたニカラグアから来たワイルド個体です。
棲んでる場所は地球の反対側だけど、なんとなくゴニウロサウルスっぽい雰囲気があります。
これも収斂進化のひとつと言えるのでしょう。
その4
ガーゴイルゲッコー
Rhacodactylus auriculatus
ツノミカドヤモリの和名を持つ人気のラコダクティルス。
上の画像の個体はよく見かけるベビーサイズです。
で、この個体(画像上)はちょっと大きめ。
これくらいに育ったヤングアダルト個体でございます!
その5
クレステッドゲッコー
Correlophus ciliatus
まだまだあどけなくて可愛いですね~!!!
もう、なんていうか体型から子供っぽさが伝わってくる…。
ってオイ!こんなにちっちゃいのかーーい!!!
と、ツッコミを入れたくなるサイズですが、入荷した個体は全頭ちゃんとエサ食いました!
その6
ニシアフリカトカゲモドキ “アルビノ”
Hemitheconyx caudicinctus
こっちはめちゃ丁度良いサイズのベビー!
そしてあざといくらいに可愛いじゃないですか!!!
そりゃニシアフは人気出るよね。。。
その7
ニシアフリカトカゲモドキ
Hemitheconyx caudicinctus
ノーマルとして入荷したニシアフも同じく丁度良いサイズ!
そしてCBなので、何かのヘテロとか持ってんじゃないの?って雰囲気の綺麗な個体が多数!!!
こうやって見るとニシアフってWCとCBじゃ、まったく別物だよね~。
その8
ヒョウモントカゲモドキ “ハイイエロー”
Eublepharis macularius
ド定番のレオパもしっかり揃えてます!
初めての爬虫類にも最適な安心サイズのベビーです!!!
その9
ヒョウモントカゲモドキ “ハイポタンジェリン”
Eublepharis macularius
ハイポタンジェリンとかタンジェリンと呼ばれるモルフは、表現が千差万別。
当店に入荷するハイポタンジェリンはお手頃価格で表現もそこそこという感じです。これくらいも可愛いけど!
その10
ヒョウモントカゲモドキ “マックスノー”
Eublepharis macularius
マックスノーもまた個体によって表現がまちまち。
でもマックスノーの場合はグレードが高いとか低いとかじゃなくて、どれも個性的だから選びがいがありますよね~!
その11
ヒョウモントカゲモドキ “スーパーマックスノー”
Eublepharis macularius
ドット模様が連続してストライプ気味になり、眼はエクリプスアイで真っ黒けになるのが特徴。
なんて説明しなくても「可愛いヤツ」でイイんじゃね?ってくらいの定番大人気モルフ!!!
その12
ロウハシヘビ
Scaphiophis albopunctatus
シンリンクチバシヘビなんて呼ばれることもありますが、一般的にはスコップヘビという流通名が一番メジャーかも?
その名のとおりスコップ状になった吻端部を持っております。
正面から見ると、なんだかとぼけた表情で可愛らしい。
真横から見ると、まるでファントム・オブ・ザ・パラダイス!
こんなに尖がってて良いのか?ってくらい尖ってます。
裏側から見るとこんな感じ。角質化した吻端部はカッチカチに固いのです。
ヘンテコな口だから攻撃するときは噛み付いたりするのもうまくできません。
だから、彼らの防御手段はこの尻尾の先端部にある棘状の鱗。
ハンドリングしていると、時々この棘をチクチクと手に向かって器用に刺してくるのです。。。
おもしろーーーーッ!!!
さすが暗黒大陸アフリカ。生息しているヘビも超変態揃いだぜ!!!!!!!!
その13
ジャワヤスリヘビ
Acrochordus javanicus
つい先日入荷した個体がまだ残っておりますが、ジャワヤスリなら何匹いても良いかな?ということで追加。
前回のよりは少し大きめだから、小赤サイズなら余裕で食べられます!!
その14
ミドリタマゴヘビ
Dasypeltis gansi
くどいようだけど、全然ミドリ色には見えません!!!
そして多くの人が勘違いしておりますが、卵を食べるから飼いやすいヘビなんじゃない!!!!!!
卵しか食えないから飼いづらいんだよ!!
それでもやってみたいというチャレンジャーにだけオススメしたいヘビでございます。
その15
ブルスネーク “カンカキー”
Pituophis catenifer sayi
色のメリハリがハッキリと出るという、ブルスネークの地域個体群。
もちろんブルスネークだからナミヘビとしては相当大きくなりますので、好きな人にはたまらんです。
今回はピンクマウスのLサイズくらいを食べられる大きさのベビーが1ペアのみ入荷しております!!!
その16
アフリカウシガエル
Pyxicephalus adspersus
500円玉よりはちょっと大きいくらいのベビーサイズ。
これくらいの大きさまではトノサマガエルっぽい雰囲気もありますが、これ以上大きく育ってくると次第にジャバ・ザ・ハットっぽくなってきます。
それがこのカエルの最大の魅力なわけですが…。
その17
ミツユビアンフューマ
Amphiuma tridactylum
画像だと前肢がピタッと体にくっついちゃってて後肢しか見えませんが、ちゃんと四肢を持ってます。
アンフューマが大好きなので大体いつでも在庫しているんですが、多くのお客様に「ウナギ?」とか「ウナギ飼えばイイじゃん」とか言われます。
バカ言ってんじゃねぇよ!!!アンフューマにはアンフューマにしかない魅力があるんだよ!
そんなことも分かんねぇのかオマエは!!!!!!!!と言い返したくなりますね。ハイ。
その18
ブチイモリ
Notophthalmus v. viridescens
簡単そうに見えて実は飼育が難しいという北米産の小型イモリ。
繁殖を成功させてCBのレッドエフトを拝みたいものですが、それもまた難しいんだよなぁ…。
そんなイモリですが、なぜかいつでも大人気!!!
※大した数の入荷ではなかったので、あっという間に完売してしまいました。あしからず。
その19
コスタリカンゼブラレッグ
Aphonopelma seemanni
カッコいいのにお手頃価格。それなりに大きくなるし、しかも丈夫!!
実は良いとこだらけのクモなので、相応の人気があって売り切れるのも早いッス。
このブログをアップする段階で入荷した個体の半分がSOLDOUTになってます!
その20
バーガンディゴライアスバードイーター
Theraphosa stirmi
スティルミの愛称が浸透しつつあるバーガンディゴライアス。
今回は1匹しかオーダーしなかったんですが、なんかお腹がぺったんこ…。
それでも食欲旺盛な彼らなら、すぐにプリプリになってくれるでしょう。きっと!
その21
ベネズエランサンタイガー
Psalmopoeus irminia
毒々しいカラーリングが人気のサンタイガー。
結構デカい個体が入荷しましたよ~!
ほらね。こんな感じです!!!
その22
メタリックピンクトゥ
Avicularia sp.
分類が混沌としているアヴィキュラリア属において、いつまで経っても何だかフワフワと安定しないのがコイツら。
ガイアナから来てるワイルドなんだからガイアナピンクトゥと呼べば?と思いがちですが、なんかメタリックの名で入ってくるのは雰囲気違う。
ワタシにはそこら辺の違いがイマイチ判断できませんので、気になる人は現物を見てフムフムと言ってください!!!
その23
デザートヘアリースコーピオン
Hadrurus arizonensis
いかにもサソリ!という容姿から人気も高く、性質も適度にアグレッシブだから飼ってみると面白いッス。
極度の乾燥にも強いし絶食にも耐えるけど、あんまりにも放っとき過ぎるとポックリ死んじゃうのでご注意を。
その24
アジアンフォレストスコーピオン
Heteromentrus sp.
やろうと思えば同一ケージで多頭飼育もできちゃう湿潤系のサソリ。
アジアンフォレストってのはあくまでも流通名なのですが、細かい種まで落とし込むのはまたの機会にさせてください…。笑
その25
ベトナムオオムカデ
Scolopendra sp.
上の個体のようなレッドレッグも入荷しておりますが、もちろんイエローレッグも来ております。
安価だけど大型で凶暴なので、間違って初心者が手を出しちゃいそうな危険生物ナンバーワン!
コイツらを飼育するためには必ず必要な道具がいくつかありますので、初めてチャレンジしようという方は必ずご相談ください!!!
その26
ソノラデザートセンチピード
Scolopendra sp.
「ソノラ砂漠のムカデ」という漠然とした名前で入荷したもの。
曳航肢は太くて短く、ボディもゴツくて格好良い体型なんだけど……
めっちゃ小せぇ!!!
でも、こういうミニマムな毒蟲を飼育するのもなかなかオツなもんですよ~。
その26
バンブルビーミリピード
Anadenobolus monilicornis
ド派手なカラーリングが妙に可愛らしい北米産のヤスデ。
まぁ、これもさっきのムカデと同じく、、、
小せぇんです!!
前向きに捉えると、めっちゃ小さくてキャワイイ!!!!って感じ。
その26
スカーレットミリピード
Trigoniulus corallinus
全身が美しい臙脂(えんじ)色に染まる、非常に美しいヤスデ。
なんだけどさぁ、、、
さらに小せぇ!!!!!!
こういうのは何匹かまとめてワラワラと飼うのが楽しいよね!
以上。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!
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