機関車トーマス is DEAD!!

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

いつの間にかクリスマスも過ぎ去って、あっという間に年末ですよ。

毎年同じようなことを言ってるってことは、きっとまた来年の年末もあっという間にやってくるんだろうなぁ…。

子供の頃は1年がすっげぇ長く感じたのに、体感速度はどんどん早くなってきてるから気持ちだけは焦るぜ!

 

ということで、せめて若かりし頃の感動を忘れないために今回はアニメーション映画を観てきました。

ご存知「ひつじのショーン」の長編映画第2弾ですよ!

アードマンスタジオ作品を子供向けと思ってバカにしてる奴らはバカだね!!!

特に「ひつじのショーン」は素晴らしい作品だと思っているんだけど、何が凄いってセリフが無いから老若男女問わず楽しめるし国籍だって関係ない。本当の意味で万人向けなんだよね~。それでいて笑えるし泣けるんだから、最高過ぎるって。

 

そもそもワタシは大学時代に映像を学んでおりまして、専攻していたなかでも黒坂圭太という作家の授業が好きで、そのままテンション上がって卒業制作にストップモーションアニメを作ったくらいです。

ちなみに黒坂圭太氏はDIR EN GREYの「輪郭」ってMVなんかを手掛けた人で、作品は狂ってるんだけど人間性はちゃんとしてて優しかった。

その当時、彼の授業のなかで「自分の好きな作品をプレゼンする」という企画に立候補をしてしまい、エログロナンセンスの極みを他の生徒に見せつけた挙句の果てにココじゃ言えないような内容のエッチなビデオを流して全員をドン引きさせたことがあり、本当に申し訳なかったな~と今では思っておりますが、そんなワタシでも黒坂氏は怒らずに許してくれました。

当然、その黒坂氏に傾倒していたのでヤン・シュワンクマイエルとかユーリ・ノルシュテインは大好きだったし、それだけじゃなくアードマンスタジオ作品みたいに商業ベースの作品もやっぱり大好きでした。

 

なんて話が逸れちゃいましたが、やっぱね、これだけリアルにCGで何でも作れる時代になってもホンモノの質感は本物なんだよな~ということを痛感しますよ。

すべてにおいて素晴らしい映画に仕上がっていたと思います。

現在アニメーション制作に携わっている人や、これからそういう道へ進みたいと思っている若者は、シュワンクマイエルやノルシュテインはもちろんのこと「ウォレスとグルミット」や今回の「ひつじのショーン」、初期フルアニメーション時代のディズニー作品なんかをきっちり観て、忘れたころにまた観なおすべきだと思います!

それに比べて、せっかくのソドー島スタジオをCG化しやがった機関車トーマスと言ったら…。トーマスは変な風に目玉がグリグリと回るところが良かったんだろが!!

 

ついつい興奮してしまった勢いでこの本を買おうかどうしようか悩み中でございます。。。

アードマンのメイキングビデオとかも見たくなっちゃいますよね~!!

 

ハイ。

ちょっとアツく語っちゃいましたが、いよいよ本題の新入荷生体情報イってみよーーーッ!!

 

 

その1
トギレヘルメットイグアナ
Corytophanes hernandesii

セミみたいな感じで樹幹部にジーッと縦どまりしているヤツ。

中米原産ですが完全にアジアの樹上性アガマのカウンターパートにあたるイグアナで、飼育方法もほぼ同じ。

水をしっかり飲ませることと、餌の与え方さえキッチリ守っておけば意外と飼育しやすいんですよ

 

 

その2
カーペットカメレオン
Furcifer lateralis

画像上がオスで下がメス。どっちも警戒色バリバリ状態ですが、基本的にはメスの方が美しいのが特徴。

小型のカメレオンとしては強健で飼育しやすいのですが、オス同士の協調性はかなり悪いからご注意を!

 

 

その3
クロミズベトカゲ
Flexiseps melanurus

爬虫類界のウナギイヌ!

環境に慣れてしまえば飼いやすい丈夫なスキンクで、普通にプラケースなんかでも飼育できちゃう。

そしてお値段もお手頃なので、こういう地味系の小型種好きにはたまらんですな~!!

 

 

その4
ヤマビタイヘラオヤモリ
Uroplatus sikorae

見れば見るほど巧妙な擬態に驚かされるヘラオヤモリ属内屈指の人気者。

みんなが大好きなモルフとかいう概念をぶち壊すように多様な個体差があり、それが彼らの一番の魅力!

大自然の不思議をダイレクトに感じるぜ!!!

 

 

その5
サカラバネコツメヤモリ
Blaesodactylus sakalava

マルッとしててフワッとしてて、なんだか可愛らしい外見のヤモリに見えますね。

同属のボイヴィンほど大きくならないので、サイズ的にはクレスとかガーゴよりもちょっと大きいくらい?

でもまぁアレっす、性格はトッケイをちょっとマイルドにしたくらいの感じですよ。。。

 

 

その6
ソメワケササクレヤモリ
Paroedura picta

店頭にCBのソメワケをいっぱい在庫してるんですが全部オスだったので、それらにあてがうためにメスばかり集めました。

まだ繁殖狙いにはちょっと早いかな~?ってくらいのヤングサイズだから、いきなり持ち腹でボコボコ産卵することはない、、、と思います

 

 

その7
カッパヘビ
Pseudoeryx plicatilis

ずっと待ってたぜ!やっと来たぜ!!久しぶりだね!!!

最上級難度の飼育困難種とされるカッパヘビですが、餌付けの秘訣等はREPFAN6号でパラダイスの星さんにアドバイスを授かった記事が載ってますから読んで!

これほどまでに「餌付け」の段階を楽しめるヘビはそうそうおりませんからね~。

ちなみに今回のはメダカを食べるくらいの小さめサイズです。

 

 

その8
マーティーミズモグリ
Hydrops martii

同所的に分布するミズサンゴヘビに擬態しているとされる美麗種。

流通量は極めて少ないレアなミズヘビなんですが、普通に金魚やメダカを食べるよ~という話を聞きます。

今回は1匹のみの入荷となっておりますので、全国のミズヘビマニアは急げッ!!!

 

 

その9
チルドレンパイソン♂
Antaresia childreni

まだピンクマウスを食べるくらいのベビーサイズ。

飼いやすくて大きくならないしマヌケな顔が可愛いし、実はコレって最高なパイソンじゃね!?

と思っているのはワタシだけ???

 

 

その10
プエブランミルクスネーク “アプリコット”♀
Lampropeltis triangulum campbelli

敢えての旧分類な学名表記を使わせてもらってます。もうバッチリ繁殖可能なアダルトサイズ。

動きが早くてバタつくイメージのミルクスネークですが、これくらいの大きさになるとゆったりしてくるのでハンドリング可能!

 

 

その11
オオブタバナスベヘビ
Leioheterodon madagascariensis

マダガスカルで最も一般的に見ることができるヘビと言われるのがコイツら。

地面をほじくるために吻端部が反り返っているのが特徴。

可愛い顔してるけど、かなり大型になるし後牙に弱毒を持っているので取り扱いにはご注意ください。

※1匹しか入荷しなかったのですが、御売約済みとなりました。

 

 

その12
シモフリブタバナスベヘビ
Leioheterodon geayi

今回入荷した奴らは、なんだかカラーバリエーションが豊富。

黒っぽいのから白っぽいの、ムジが混じってんじゃね?ってのまで色々。

ブタバナスベヘビ3種の中では、サイズ感も餌付きやすさも性質も含めると一番飼いやすいのでは?

※とか言ってる間にラスト1匹の在庫になっております!

 

 

その13
ムジブタバナスベヘビ
Leioheterodon modestus

「無地」って言うと何だか味気ないヘビに見えるけど、英名では「ブロンドホッグノーズ」とか「ゴールデンホッグノーズ」と呼ばれます。

ホラ、だんだん綺麗なヘビに見えてきたでしょ~!

オオブタバナやシモフリに比べてクセが強い個体が多く、簡単に説明すると偏屈なヘビなんですが、それもまた魅力のひとつ。

※とか言ってる間にラスト1匹の在庫になっております!

 

 

その14
ニシヘルマンリクガメ♂ “コルシカ”
Testudo h. hermanni

来年くらいにはブリードの戦力になってくれるんじゃないか?というサイズの飼い込みオス!

ちなみに産地名のコルシカってのはイタリア半島の西に浮かぶ島の名前なんだけど、イタリアじゃなくフランスの領土。

ニシヘルマンの模式標本はフランス産だから、そうやって考えると由緒正しいニシヘルマンなんだね~!(強引)

 

 

その15
パナマコモチアシナシイモリ
Gymnopis multiplicata

来ました!!来ました!!こりゃ久々の大ヒットだよ!!!

アシナシイモリの仲間は全般的に「うろつき童子」感が強くて大好きなのです。(別に「うろつき童子」は好きじゃないけど…)

これを以ってして、ただのデカいミミズじゃん。。。などと風情のないことを言うなかれ。

よく見るとこんなに可愛らしい顔をしてるんですよ!

しかも、ミミズは触れないワタシでもアシナシイモリはめっちゃ触れるし!!!

どっちが頭かよく分からん体型ですが、ちゃんとオケツはオケツです。

完全な地中棲なので、繁殖行動の一連も土中で行われるという徹底ぶり。しかも子育てします!!!

そしてレア種なのは間違いないので、お値段もそれなりです。ちょっと狂った人にオススメ

 

 

その16
ヒトヅラオオバガエル
Plethodontohyla tuberata

いきなりマジ顔でこちらを見つめられると、なんだか笑えてきますよね。。。

真剣なのに存在自体がギャグ。そんな切ない星の元に産まれたカエルちゃんです。

産卵は水中じゃなくて陸上で行うようで、もしかしたら飼育下での繁殖も狙える?かも知れませんね!

 

 

その17
バジェットガエル
Lepidobatrachus laevis

最近は和名のマルメタピオカガエルって呼び名の方が一般的かな。

「ニャーッ」って鳴くカエルですよね???って言われますが、アレは嫌がってる声だから!!!

発情したオスが本気で鳴くときは全然違う声ですよ。。。

 

 

その18
メガボール
Sphaerotherium sp.

言わずと知れた飼育難易度最上級の奇蟲。

特定の活きたコケを食べるらしいというところまでは情報が出回っておりますが、そこから先は何人もの猛者達が敗れ去っているというありさま。

しかし、なんとウチのお客様のなかにはメガボールを2年以上長期飼育しているという変態が!!!

その方の情報を簡単にまとめると、行き着くところは「ガイア式飼育法」となるのです。。。

 

 

その19
マダガスカルオオゴキブリ “ワイルド”
Gromphadorrhina sp.

普通のポルテントーサと何が違うの?と言われればそれまで。

でも、ワイルド個体だという素晴らしさが分かる人にだけ分かって欲しい。

そこを突き詰めていくと、結局ポルテントーサとして流通しているものが本当にポルテントーサなのかどうかも怪しい…という禅問答のようなスパイラルに陥ります。

しかしよく見りゃ、やっぱり何となく違う。そしてちょっと大きい。

ちなみにコレが「フルーツゴキブリ」として流通する、いわゆるポルテントーサ(CB)↓↓↓

なんか長いよね。そしてちょっと小ぶりだよね。やっぱり何か違うよね!!!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!