今日はHBMだよ!

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

毎度のことながら、スタートは遅くなかったんだけど最後は締め切りギリギリ(オーバーしたけど)。

でも、おかげさまで何とかレプファン最新号の原稿を仕上げましたよ。なんとかね…。

今回は特集2つと連載2つ、合計で45ページくらい書きました!!

トウレプにあわせた11月30日発売なので、興味があったら買ってやって下さい。

さてさて既に日付が変わっちゃったので今日の話になっちゃいましたが、いよいよHBMですよ~!

HBMって何?という人のために説明しておきますと、今年で20周年を迎えた歴史ある即売イベント「ハープタイル・ブリーダーズ・マーケット」の頭文字を取った略称なんだぜ。

ただし国内CB限定。しかもブリーダー本人が殖やした生体以外は出展しちゃいけないという縛り付き。

委託販売が可能なぶりくら市、とんぶり市とはそこが違うポイントですね。

でも、そのぶんブリーダーから直接生体を購入することができるという点では安心なのでございますよ。

 

実はワタクシ、HBMには強い思い入れがあるのです。

小中学生の頃に憧れだったスターは俳優でもスポーツ選手でも格闘家でもなく「わくわく動物ランド」でブイブイ言わせてた千石正一先生だったのですが、自分が千石先生と知り合うきっかけになったのがHBMだったのです

ワタクシは完全に千石チルドレンなので、先生が亡くなる前からHBMだけは余程のことがなければ出展させていただこうと心に決めております。

そして今年は全然ブリードがうまくいかず、持っていける生体はごく僅かなんですが、それでも行きます!!!

でも、自分以外のブリーダーさん達は本当の実力者ばかり。日本で一番コアでガチなイベントがHBMなので、古参マニアはもちろんのこと新参の初心者も是非いらっしゃい。

皆さんにも素晴らしい邂逅があるかもしれませんよ!

今となっては懐かしい思い出ですが、これは2008年のHBMに遊びに来てくれた千石先生とのツーショット。

もう10年以上前の写真だけど、この業界に入って本当に良かったと思ってる顔してるね、オレ。

もちろん今でも良かったと思ってますよ!!!

 

ハイ。

なんか自分の話ばっかりになっちゃってごめんなさい。

それではHBMとは関係のない、店舗の方に来てる新入荷生体情報イってみよーーーッ!!!

 

 

その1
キマダラトゲオイグアナ
Ctenosaura flavidorsalis

日本初入荷の激レアトゲオイグアナ。ってか、世界的に初流通じゃね?

英名はイエローバックスパイニーテールリザード。

オス個体の背中に蛍光イエローの斑点が広がるのが特徴。

尻尾の形状はスベノドによく似ておりますが、かつてはスベノドの亜種に分類されていたことも。

昔はエニアリオサウルスっていう別属とされており、その頃はその属を「スネトゲオイグアナ」って千石先生が命名しておりました。

正しくはスネトゲトゲオイグアナなんだけど、言いづらいから省略したんだとか…笑

でも、確かにスネの部分にはトゲトゲがありますね。

オス個体の腹面。こうやってお腹にバンド模様が巻くものと、そうでないものがいるようです。

メス個体はこんな感じで地味だけど、やっぱりスベノドとはちょっと違いますよね。

お腹にバンド模様が巻かないのはメスだから、、、ってわけじゃないようですが、まだ細かいことまでは分かりません。

もちろんお値段もぶっ飛びなんですが、この素晴らしさを分かる人にだけ分かってもらえればそれで良いのです。

でも、もしかしたらコレが本当に本当のラストチャンスかも知れないわけで、それを考えれば今動くしかないよね。。。

 

 

その2
セントマーチンカブラオヤモリ
Thecadactylus oskrobapreinorum

通常は1回の産卵で2個の卵を産むのがヤモリの常識。

でも本種は1回に1個しか産まないので、繁殖効率が劇的に悪いんです…。

まだ小さいベビーですが、大きくなると独特な雰囲気の上品なヤモリに成長します。

たった1匹のみの入荷となっておりますので、探してた方はお早めにご連絡下さい!

 

 

その3
タイリクシュウダ ”サウスイーストコースト”
Elaphe c. carinata

中国大陸の南東沿岸部に生息するシュウダのロカリティらしいんだけど、ほとんどパターンレス!

一応今のところはシュウダとされておりますが、もしかしてちゃんと研究したら別種かも?というインフォメーション付きで入荷しております。

顔つきを見ていただければ分かるように、もうホッパーくらいのマウスを食べられそうなサイズです。

 

 

その4
ベルツノガエル “????”
Ceratophrys ornata

普通のベルツノを繁殖させていた国内ブリーダーさんのところで、こんなんが出たんだって!

すげークォリティの赤ベルかと思いきや、なんか雰囲気が違う…。

こんな感じの絶妙な血飛沫パターンの個体もいれば、、、

なんじゃこりゃ!?っていう雰囲気の異常パターン個体も!!!

ベルツノ好きなら、この珍しい模様の乱れにスゲーーーッ!ってなるはずだよね。

なんなら普通のベルツノをググって見てみてくださいな。この変異の面白さに気付くはずだから!

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!