架空も現実も重い

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

 

気付けばもうすぐハロウィン。11月になりゃ街はクリスマスムードになっちゃうから、今年もあっという間に終わっていきますね。。。

イベント続きで疲れ気味だったけど、束の間の休息を利用して映画でも観ておかなきゃ!

ということで、話題の「ジョーカー」を観るため劇場へ足を運びましたよ。

 

ゴッサムシティ感が極めて薄く、当然バットマンもまだ登場してこない時代が舞台。

かなり現実的に描かれたストーリーなので、厳しい現代社会を生き抜いている人々は観ていて辛くなるのでは…。

ちょうど今の日本だったら、20代後半~40代前半くらいの一部男性にはズッシリと重くのしかかってくるような内容だよね。

案の定、自分の周囲やSNS上では「誰しもがジョーカーになりうる」なんていう意見もチラホラ出ておりますが、少なくともワタシはまったくそう思いません!

だって社会派っぽい雰囲気に包まれているから分かりづらいんだけど、その実は一人の殺人鬼を描いたホラー映画なんですよ。

そしてバットマン不在の世界観に於ける真のヒーローは、ロバート・デ・ニーロ演じるマレー・フランクリンだったのでは?

なんて考えちゃうような内容でした。

まるでマーダーケースブックを読んでるみたいな感覚だったな…。

 

んで、その翌日には気になっていた園子温監督の「愛なき森で叫べ」を鑑賞。

愛犬家殺人事件をモチーフにした「冷たい熱帯魚」の流れを汲んで(?)、今度は北九州監禁殺人事件が題材になっております。

 

園子温ワールド全開のアレンジが効いていて、とりあえず冒頭部だけ…と思って観始めたのに結局グイグイと最後まで持ってかれました。

全体的な雰囲気や演出、演技、グロシーンなどなど、鑑賞する側の好き嫌いがハッキリ分かれるところではありますが、ワタシは好き。

過去にノンフィクション本で事件の詳細を知っていたから、なおさら園子温流の演出を楽しめたのかも知れないですね。

でも、狂気に対する耐性が無い人にはまったくオススメできません!

 

しかしこうやって2作品を並べてみると、面白いね。

かたや架空のヴィラン(悪役)を超リアルに描ききった映画。もう一方は実在のサイコパスという究極のヴィランを架空の世界で描ききった映画。

連続して鑑賞すると、胃もたれと胸焼けが同時にやってくるぞ!!!

 

ハイ。

それでは本題に入って、久々の更新になっちゃったけど新入荷生体情報イってみよーーーッ!

 

 

その1
ソメワケササクレヤモリ♂
Paroedura picta

マダガスカルから輸入されたワイルド個体が持ち腹で、その卵が飼育下でハッチした国内CHベビー。

まだSサイズのコオロギを食べるくらいのチビっ子ですが、雌雄差はハッキリと出ております!

 

 

その2
エレガンスボウユビヤモリ
Stenodactylus stenodactylus

名前がエレガントなだけでなく、外見も超高級感漂う小型ヤモリ。

でもエジプト便でWC個体がポツポツと入荷し、お値段も「マジか!」って言いたくなるほどのお手頃感。

 

 

その3
ゴマフウチワヤモリ
Ptyodactylus guttatus

雑貨屋で売ってるヤモリのオモチャみたいにデフォルメされたような指先が特徴。

壁も登るし動きも俊敏だし掴むと咬まれるし…。乾燥系のプチトッケイみたいなもんだと思ってください!

オス1メス2のトリオで販売しております。

 

 

その4
オオアシカラカネトカゲ
Chalcides ocellatus

シロテンカラカネトカゲとかオセラータスキンクとも呼ばれる砂漠の地中棲スキンク。

実は6亜種にも分かれているんですが、この個体がどの亜種なのかまでは不明。

こういう潜り系のスキンクは、ちゃんと自分から出てきてエサを食べてくれるので可愛いッス!

 

 

その5
チルドレンパイソン♀
Antaresia childreni

正面から見ると何だかふざけた顔をしてますね~。

数ヶ月前に入荷している巨大なオス個体に比べると半分くらいの太さですが、普通のチルドレンパイソンはこんなサイズで妥当。

これでペアになったので、すぐに欲しいって人が見つからなきゃ店内ブリード目指してみようかな…?

 

 

その6
バイパーボア
Candoia aspera

画像では伝わりにくいと思いますが、結構デカい!

そして当然ですが劇的に攻撃的!!(韻を踏んでみた)

エサ食いにもムラがあるし基本的にはずっと水入れに浸かりっぱなしだけど、それでも最高!!!

 

 

その7
コーンスネーク♂ “ブラッドレッド”
Pantherophis guttatus

ホッパーかアダルトMサイズのマウスを食える大きさ。

あと数回の脱皮で、もっと模様は消失していくんじゃないかな?

 

 

その8
コーンスネーク♂ “ハイポメラニスティック”
Pantherophis guttatus

こちらもホッパーかアダルトMサイズを食べる大きさ。

来年には繁殖に使えるようになると思うので、ブリード狙いの方にオススメ!

 

 

その9
マレーシアンハンツマンスパイダー
Heteropoda davidbowie

画像上がオレンジカラーフォーム。下がダークカラーフォーム。どちらもメス個体ですが、入荷したものの中には持ち腹もいますよ~!

そんなことよりも、せっかくデヴィッドボウイにちなんだ種小名が付けられたクモなんだから、流通名も「デヴィッドボウイハンツマンスパイダー」とか「スターダストハンツマンスパイダー」あたりの格好良いものに変更したいよね!!

 

 

その10
レッドフェザーレッグバブーン
Stromatopelma calceatum

成長するとオレンジがかった雰囲気のトーゴスターバーストみたいになりますが、まだちっちぇ~!!!

小指のツメの半分くらいの大きさです。

※あっという間にSOLDOUTとなりました…。すみません

 

 

以上。

それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!