みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
京都アニメーションのために何ができるのか?ということを考えるとやっぱり作品を観るというのが一番ではないかと思い、ここ最近は時間が空くと「涼宮ハルヒの憂鬱」を観ております。
昭和から平成、令和へと時代が移り変わるなかでアニメーション作品の中にも名作がいくつか生まれているけれど、ここ20年くらいの間で個人的な傑作を挙げよと言われたら「エヴァンゲリオン」シリーズと「魔法少女まどか☆マギカ」、そして京アニ作品である「涼宮ハルヒの憂鬱」の3作品がダントツですね。
アニメはちょっと…と思っている人の中にはいわゆる『萌え』要素が苦手だという方も多いと思いますし、そういう視点から言うと「ハルヒ」は3作品の中で最も『萌え』色が強いので、やっぱり観てらんねぇ!という意見があるのも分かります。かくいうワタシも、同じ京アニ作品である「らき☆すた」や「けいおん!」は観てらんねぇ!ってなりましたが、「ハルヒ」だけは別格です。作品としても完成度が最高なのです。これを観ないのは本当の食わず嫌いってヤツだわ…。
少し話題が逸れますが、近年ではアニメやゲーム作品における『萌え』表現がハンパないッスよね。街の中や電車内、地上波のテレビなんかでもアニメやゲームのCMを見ていると、こんなんアリなの?って思うくらい肌色部が多めの絵が世の中に溢れております。
しかし、そもそも『萌え』というものが発生した理由ってのは表現の規制に原因があるのではないかとワタシは考えているのです。
江戸時代までの日本はどうやら社会全体がエロに対して非常に寛容だったらしく、実は至るところにエロ表現が溢れており、作る側も見る側も明るくコミカルなものとしてそれを受け入れていたようです。でも鎖国が解かれて西洋文化が流入したあたりから『猥褻』という概念が登場し、エロいことが良くないものとされるようになったんだとか。
そうしてモザイクとかベタとかを使って表現を規制するようになった文化が今でも続いておりますが、昭和後期くらいから表現者の中にはそういった体制に反発する動きも現れるのです。
ここまでならイイんでしょ?というギリギリを攻めるんです。わかりやすい例で言うと秋元康の「おニャン子クラブ」なんかは最たるもの。その当時の若者はみんな素直に受け入れておりましたが、堂々と未成年に「バージンじゃつまらない~♪」なんて歌わせるんだけど、ちゃんと服も着てるし普段はブリっ子しているという間接的な性表現をアイドルにさせることによって微妙な欲情を煽るのです。その後、篠山記信の「ヌーディティ」なんかも芸術と猥褻の境界線を攻めましたが、庶民は芸術なんか求めてないんですよ!
その頃漫画業界のアンダーグラウンド市場には同人誌が登場し、規制の外で自由なエロ表現を行っておりましたが、いつの間にかアンダーグラウンドだったものの人気が高まってしまい一般市場で流通するようになり、そのせめぎ合いのなかでどこまではOKでどこからがNGという線引きが自然と生まれたのです。
そして、作る側は確実にエロいものとして描いているんだけど一般大衆の目に留まってもここまではOKでしょ?というギリギリのライン上にあるものが『萌え』なんだと思っています。過去にワタシは『萌え』=『ソフトエロ』だという意見を述べたことがありますが、それはつまりそういうことなんです。
ふぅ~。
なんかアツく語ってしまいましたが結局何が言いたいかというと、古来より日本人はエロに対して寛容な人種なはず。だから『萌え』を苦手な人がいるのはもちろん分かりますが、良いものは良いものとして受け入れていこうじゃないか!ということなんです。
でね、「涼宮ハルヒの憂鬱」を見直していたらウチの妻が「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」が元ネタだよね。というので、初めて観てみましたよ。
高橋留美子先生が「うる星やつら」だと認めていない作品だというのも納得。こりゃ完全に押井守の作品だわ。
「パトレイバー」にしても「攻殻機動隊」にしてもそうなんだけど、なんかスゲェんだけど全体的にちょっと雰囲気暗くてミリオタ感が強め。こりゃなかなか一般ウケはしないよね。。。
なんつってもラムちゃんの出番もセリフも少なすぎるし、意外と地味だったわ。
でも、確かに現代アニメの礎のひとつであることは間違いなかったッス。
しかし久しぶりに「うる星やつら」を観ておもったんだけど、ラムちゃんは強度のデレなのに対してハルヒは強度のツンデレ。
諸星あたるは強度のツンデレなのに対してきょんは強度の鈍感。時代と共に男女関係も変化していくのね~、なんて思いました。
ハイ。またしても、どうでもいい話ばっかりしちゃったね…。
さて、いよいよ再来週の9月1日(日)はゲッコーマーケットですが、それに合わせてヤモリが多めの新入荷情報イってみよーーーーッ!!!!!!!!
その1
その2
オオバクチヤモリ
Geckolepis maculata
ナショジオの新種発見ニュースだったのか、それともツイッターの情報が元ネタだったのかはよく分かりませんが、何でか知らんが1年くらい前に爆発的に人気が出たヤモリ。
バクチヤモリ属の中にはビビると全身の鱗をツルッパゲにして岩下の新生姜みたいになっちゃうものもいるんだけど、本種は部分的にハゲることはあっても全身ツルツルにはなりません。
マダガスカル便が来ると普通に入荷する一般種でセンザンコウバクチヤモリと呼ばれるのが普通だったんだけど、なぜかブーム以降はオオバクチと呼ばれるように。
今やブームはすっかり去って、誰も見向きもしなくなったから「今でしょ」ということで流行りモノ嫌いの当店にも入荷!!!
その3
スタンディングヒルヤモリ
最大全長が30cmを超える大型のヒルヤモリ。ベビーサイズの頃には超鮮やかな発色なのが成長とともに色がくすんでいき、最終的には全身が鈍いブルーグレーに。
でもそれはそれで非常に美しいし、何しろしっかりと飼い込まれた大型個体の迫力はたまらんのだよなぁ…。
そして写真を撮っていて気付いたんですが、なんかちょっと肩のところが微妙に骨曲がりですね。。。
そのぶんチョビっとだけお値段がお手頃になっております!!
その4
グランディスヒルヤモリ ”クリムゾン”
Phelsuma grandis
オオヒルヤモリの亜種から独立してキタオオヒルヤモリになったみたいですが、紛らわしいのでグランディスと呼ぶのが一般的。
しかも最近ではこの”クリムゾン”と呼ばれる、赤いスポットが多く入るタイプのCB個体ばかりが流通しているような…。
今回はニホンヤモリくらいの大きさのベビーが入荷しております!!!
その5
ツギオミカドヤモリ
Rhacodactylus l. leachianus
皆さんご存知、世界最重量のヤモリとして知られるニューカレドニアジャイアントゲッコー(通称ジャイゲコ)ことツギオミカドヤモリ様です。
ジャイゲコの全長は40cmを超えるとされておりますが、今回入荷した個体を作出しているブリーダーの持つ種親は超巨大だと言われているので期待が持てますね!
あくまでも噂ですが、非公式な記録では50cmオーバーのジャイゲコもいたという話なのでますます面白い。
ロカリティに関してはこのブリーダーの見解として明確な遺伝性を認めていないようで特に記述はありませんが、基亜種なんだとか。
なんにせよ、全体的に赤褐色とピンクの斑が多く入る美しい個体だと思います。
なおこのブリーダーはヤモリの雌雄は産まれた瞬間から(前肛孔で)判別できると言い、その見立てによると写真上がオス、下がメスなんだって。
いや~しかしワタシ、こんなに小さいサイズのジャイゲコは初めて扱いますよ。。。
逆にこれくらいのベビーから飼育できる人は、成長に伴う変化を楽しむことができて羨ましいですね~!!
その6
レモンフロストマックスノー×ギャラクシーから産まれた国内CBのマックスノー。
レモンフロストは共優性遺伝なので、こうして表現が出ていない場合にはまったくレモンフロストの遺伝が入っていないことになります。
つまりヘテロレモンフロストというものは存在しないので、この個体の遺伝情報としては純粋にマックスノーのヘテロエクリプス。
レモンフロストの腫瘍問題を懸念する人には安心ですが、レモンフロスト系を作出しようと思ってる人にとっては無意味なのでご注意を!
その7
ボールパイソン♂ ”パステルバナナ het.パイド”
バナナパイ×パステルから産まれた国内CB。
すんなりと冷凍マウスを食ってくれる健康優良児!!しかもなんだか超綺麗じゃないですか!?
※と思っていたら、入荷してすぐに売約済みになっちゃいました。すみません!
その8
ボールパイソン♂ ”バナナ het.パイド”
上の個体と同じくバナナパイ×パステルから産まれた国内CB。
もちろん、すんなりと冷凍ファジーを食ってくれる良い子です!!!
その9
ボールパイソン♀ ”パステル het.パイド”
上の個体と同じくバナナパイ×パステルから産まれた国内CB。
もちろん、すんなりと冷凍ファジーを食ってくれる良い子です!!!
同腹のバナナと交配させると、パステルバナナパイ・バナナパイ・パステルパイ・パイ・パステル・バナナ・ノーマルが出る可能性があって面白いッスね~。
その10
ボールパイソン♂ ”バナナ het.パイド ドワーフ?”
上の個体と同じくバナナパイ×パステルから産まれた国内CB。
なんだけど、、、なんかすっげー小さくね!?
ファーストシェッドが終わったばかりの幼体とはいえ、あまりにも小さい!
もしかして成長しても、あんまり大きくならないドワーフ形質だったら…。なんて考えたのと、果たして無事に成長してくれるのかが分からんので、今のところはお値段をわざと高めに設定しております。
ひとまずピンクマウスMをアシストで食ってくれたので、今後の成長でどうなるか!?
その11
コーンスネーク ”コーラルスノー”
Pantherophis guttatus
コーラルスノー×サーモンスノー(ハイポの要素にストロベリーを使ったモルフ)の組み合わせから産まれた国内CB。
生後約1年くらいから劇的な蛍光ピンクの発色が現れる血統なので、その辺のコーラルスノーと一緒にしないでよ!
ワチャワチャと沢山いるので、今ならお好きな個体を選びたい放題です!!!
その12
コーンスネーク ”アメラニ het.パルメット”
Pantherophis guttatus
パルメットhet.アメラニ×リバースオケッティから産まれた国内CB。
どうせなら同腹から生まれたノーマル個体(下に紹介しております)と交配させて欲しいッスね!!!
その13
コーンスネーク ”ノーマルレッド het.パルメット&アメラニ”
Pantherophis guttatus
パルメットhet.アメラニ×リバースオケッティから産まれた国内CB。
同腹から生まれたアメラニ個体(上に紹介したもの)と交配させると、アルビノパルメット・パルメット・アメラニ・ノーマルが産まれる可能性が…。
その14
コーンスネーク ”バター”
Pantherophis guttatus
こちらは単独で入荷したアメリカCB。
たまたま仕入先で見つけた個体だったのですが、なんだか妙に綺麗なので思わず連れてきちゃいました!
その15
アカメアマガエル
Agalychnis callidryas
なんと素晴らしいことに国内CB!!!
普段はこんなして水底にいるよりも、水面で口をパクパクさせて漂っている浮遊物を食べてることが多いッス。
なのでエサは浮上性の熱帯魚用フレークや冷凍アカムシを与えて下さい。
上陸まではまだ時間がかかりそうなので、まだまだ成長をじっくり楽しめますよ~!
その16
レインボースネークヘッド
Channa bleheri
前回入荷分の個体があっという間に売り切れたので、またまたちょっと大きめで綺麗な個体がいたので連れてきました!
プラケ飼育可能で、エサはコオロギなんかでいけちゃうから爬虫類飼育者にとっては容易なペットフィッシュですよ~!!!
その16
プロトプテルス・ドロイ
Protopterus dolloi
こちらもなんだかんだで入荷した分が着実に売り切れてしまうので、またまた連れてきました!
いつ見ても顔面に入ってるヘンな筋模様がハヌマーンみたいで可愛いッス!!!
以上。
それでは次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!