ヘンテコなのが多めです

みなさんチョメっす!
ガラパゴスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!

年末年始のドタバタが終わり、ようやくちょっと
ちょっと気が早いけれど、今年の流行語大賞に
「バカッター」って言葉がノミネートされそう
じゃないですか?
ああいう感じのバカな若者が目立つと、すぐに
世間は「学校の教育がなってない!」みたいな
ことを言い出しますが、実は責任の大半って学校
以外の教育なんじゃないかな?と思いますよ。

食い物を粗末にするな、命を大切にしろ、女の子
には優しくしろ、面白さとサムさの境界線を
ハッキリと認識しておけ、などなど。
結局のところ、そういう人間の根本的な部分って
身近で生活している者がちゃんと教えないから
ガキがバカに育っちゃうんだと思うんだよ。

なんて偉そうに言ってるワタシは割と荒んだ家庭
に育ったので、大人のイヤな部分をタップリと
見ながら成長してしまい小学校高学年の頃には
図工の時間に描く絵が血しぶきだらけになって
おりましたが、それでも結構真っすぐな人間に
なれたと思っております。それもこれも、

って感じのマンガを読んで育ったからかな?
ワタシにとっては教師も家庭もクソでしたが、
昭和の少年ジャンプから全てを学びました。

つまり何が言いたいかっつーと、大人は大人で
昔のマンガを読み直し、子供や若者は新鮮な
気持ちで昔のマンガを読むべきである、と。
むしろ週に1時間くらいは学校でマンガの時間
があっても良いんじゃないか?と真剣に思う。

なんて言ってる時点で既にオッサン臭いね!

ハイ。そんなどうでもいい話は置いといて、、、
さっそく新入荷情報イってみよーーーーッ!!!

 

その1
インドシナウォータードラゴン
Physignathus cocincinus

グリーンイグアナが大きくなり過ぎるってことで
代替品みたいにベビーの流通が増えたトカゲ。
でも、こんなベビーがちゃんと育って大きく
なってるのをほとんど見ないのはなぜ???
入門種って呼ばれてるけど、それは値段が安い
だけで実は飼育難易度高い系トカゲの代表です。

 

 

その2
ブチトビトカゲ
Draco maculatus

ジャワトビトカゲとして入荷しましたが、コレは
別種のブチトビトカゲ。4亜種いるうちのどれ
なのか?ってところまでは落とし込めませんが。
一見すると、ただの地味なトカゲですが…

複雑に折りたたまれたビローンと長いデュラップ
と、さりげなく首元に広がる副翼。そして何と
言っても肋骨を広げて展開する皮膜の美しさは
まるで蝶々のようじゃないですか!
過去のクリーパー誌で星氏が「パタパタ飛ぶん
じゃなくって、パタパタ死ぬトカゲ」と記述して
おりましたが、その通りで飼育難易度は超高め。
当店では毎日豊富にショウジョウバエを与える
ことで生き永らえさせようと思っていますし、
あわよくば店内で殖えないかな?なんてね。。。

 

 

その3
コーンスネーク ♀
”キャンディケインオレンジ”
Pantherophis guttatus

オランダ生まれの優勢遺伝である「バフ」を元に
アメラニ化したのが「オレンジ」。そのアメラニ
が、ただのアメラニじゃなくてキャンディケイン
だよ~ってことなんでしょうね。
すでにピンクマウスのMサイズを食べられる
大きさに育ってます!可愛いし美しい!!

 

 

その4
コーンスネーク ♂
”オレンジ”
Pantherophis guttatus

「アルビノオレンジ」っていう名前で入荷した
けれど、そもそもバフをアルビノ化したものが
オレンジなわけだから、ただの「オレンジ」で
良くね?と思います。余談ですが、バフと同じ
遺伝子とされるトフィーはドイツ生まれ。
今回入荷した2匹はチェコCB。徹底的に
欧州の風を感じますね!!!

 

 

その5
淡水カエルアンコウ
Antennarius biocellatus

ブラキッシュウォーターフロッグフィッシュって
名前で流通することもあるけれど、コレって実は
語弊があってBrackish Waterってのは「汽水」
のことを指すのに対して、本種は純淡水棲。
実際は汽水域で採れるのかもしんないんだけど、
飼育下では純淡水でOKってか、純淡水の方が
調子が良いみたいです!超人気種なのにレア種
なので、少数入荷の即完売って感じだぞ!!!
※あのM吾郎氏によって即SOLDOUT!

 

 

その6
淡水ツマジロオコゼ
Ablabys sp.

淡水ハオコゼとして入荷したんだけど、値段が
よく流通するNeovespicula depressifrons
比べ物にならないくらい高かったので、試しに
オーダーしてみたら全然違うのが来た!!!
コレは大きなグループで言ったらハオコゼ科
だけど、厳密にはツマジロオコゼ属だと思う。
もしかしてコレって珍種なのではないか??
ワタシは爬虫類屋なのでよく分かりませんが、
誰かお魚マニアの方に見解を聞いてみたい。
恐らく上の淡水カエルアンコウと同じ水域で
採集されたものだから、きっと水質も同じで
アルカリ寄りの純淡水でイケるはず!
今のところ淡水カエルアンコウと同じ水槽に
隔離して入れてますが、うまくいってます。
2匹のみの入荷で、赤いのと黒いのが来たと
思ってたら、どうやら体色変化能力がある
ようで、赤いのはさっき見たら茶色になって
ました。黒い方はスカンクみたいに顔の真ん中
に白いラインが入ります。
まだ全長で5~7㎝くらいの大きさだけど、
ちゃんと背びれの毒針でバシッと刺してくる
ので扱いには超要注意!!!!
マジでこれは刺されたら、すぐに病院へ行く
ことをオススメします。。。

 

 

以上。
今回はなんだか変わりダネが多かったね。
今月末か来月頭くらいには普通の爬虫類も
いっぱい来る予定ですが、それまではこうして
ヘンテコなモノを集めていきたいと思います。
それでは次回のマッドドッグブログも
お楽しみにーーーッ!!!!!!!!!!!!