おかげ様でナゴレプは大盛況でした!
当店ブースでお話できた皆様、そしてお買い上げいただいた皆様に
大感謝しております!!!また来年も名古屋行くよ~ッ♪
今年に入ってからほぼ月イチのペースでイベントに出展しておりましたが、
10月はひさびさに何もナシ!ちょっと一休みの1ヶ月になります。
んでもって11月に入ったらHBM、とんぶり市と連続で出展した後に
12月はトウレプ、年が明けて1月に入ったら静岡レップショーという
予定になっております。今のところは…。
ところで先日、こんな本を読みました。
子ども向けの図書として書かれていますが、大人でも十分楽しめます。
生物好きのワタシとしてはヒガシローランドゴリラとマウンテンゴリラ、
ニシローランドゴリラの3つが、同じ「ゴリラ」でも全然違うという
ポイントにフムフム…となりましたが(現在の分類ではニシゴリラと
ヒガシゴリラという2種とするのが有力らしいッス)、もうひとつ
へぇ~!ってなったのがゴリラの遊ぶ能力。
知能の高いゴリラは仲間同士で遊ぶのはもちろん、他の動物とも
遊ぶ(?)ことができるということなんですよ。
実際に山極先生の観察していたタイタスというゴリラの子は、
ハイラックスを手で押しのけたり転がしたり、ダイカーという小型の
カモシカと追いかけっこをしたり、とにかく「遊んで」いたのです。
コレ「遊ぶ」ってところが実は凄く重要で、たとえば飼ってる
ネコがヤモリなんかを採ってきて飼い主のところに持ってくると、
そのときにはヤモリは殺されてるか瀕死の状態ですよね。
でも、ゴリラはちゃんと相手との力関係を分かっていて「手加減」
できるから「遊ぶ」ことができるってわけなんですよ。
なんとなくそれって、我々がやっている「飼育」という趣味の
源流を垣間見たような気がしません?
ペットという相手と「遊ぶ」。
適度な距離感とか倫理観とか母性(父性)本能とか、そういう
微妙で曖昧な「手加減」こそがペットという趣味の醍醐味なのでは?
と思ったときにね、ヨナグニシュウダを採ってなんぼになるとか
そんなネタをテレビでやったみたいですが、そりゃアウトだよね。
きっと番組を見ていて「ん?」って思った人たちには、いかにも
「手加減」を知らなさそうな輩が野生動物を捕獲しているという
雰囲気がバリバリに伝わっちゃったんだろうね…。
ま、生き物を何故飼うのか?なんて質問に対して真剣に考えだすと
禅問答みたいな感じになっちゃいがちだけど、つまり大事なのは
「遊ぶ」ためには微妙で曖昧な「手加減」が必要ってことだね!
ハイ。それじゃ、こっちは精一杯の熱意と愛を持ったうえで
新入荷生体をご紹介させていただくぜッ!!!!!!
その1
オマキトカゲ
Corucia zebrata
大好き!大好き!オマキ大好き!!!
世界最大のスキンクで樹上性。しかも草食性という、魅力的な
ポイントを多数持ってるので、トカゲ好きなら絶対大好き。
胎生種で産仔の数も少ないため、なかなかCB化がされず
野生個体数が減ってきたのでCITESⅡ類に入ってしまい、
昔は一般種だったのに今ではレアキャラに…。
そこに来て、長期飼い込み&2回出産経験アリのペアが入荷!
基本的に繁殖を前提とした飼育を行っていただきたいので、
すでにオマキを飼ってるという方以外にはペアでしか販売しません。
いやいや、それにしても可愛いスキンクだわ~♪
見て見て!この横顔とか、素敵過ぎるよね!!!
いつでも眼が真剣でマジ顔なところが最高です。
ところで雌雄の判別が難しいと言われるオマキ。
このペアみたいに繁殖経験があって、確実に雌雄が
間違ってないよ~というもので見比べてみました。
こうやって並べるとオスの方が頭が大きく見えますが、
実際にはメスの方が体格が大きいので、頭のサイズは
ほぼ一緒。でも、形が違うよね。
それから、この写真だと分かりづらいけど胴体の長さが
全然違うのです。メスはかなりの胴長体型ですよ!
ご参考までに。
その2
ピーターカタトカゲ
Tracheloptychus petersi
雑食性で何でも良く食べ、体色も美しく、それほど大きくならない。
顔も可愛いし最高か!と思いきや、大体床材に潜りっぱなし!!
でも、そんなところもチャームポイントだぜ!!!!
っていう人にオススメ。実は久々の入荷じゃないかな?
和名はニシキカタトカゲ。
その3
ポルカスカメレオンモドキ
Chamaeleolis porcus
ナゴレプでバルバータスが売り切れちゃったので、
今度はポルカスの方を追加!
当店はカメモドの常時在庫を心がけております!!!
まだちっちゃいけど、上がオスで下がメス。
ちゃんとペアになってますよ~♪
和名はホソカメレオンモドキ。
その4
シュトゥンプフササクレヤモリ
Paroedura stumpffi
こちらも超久々じゃない?
背中にある蝶ネクタイみたいな模様がキュート!
ソメワケよりも小さいけど精悍で、ヒメササクレほど小さくない。
絶妙なバランス感が素敵なヤモリでございます!!!
その5
ソメワケササクレヤモリ
Paroedura picta
マダガスカルからワイルド個体が大量入荷!!!
ササクレヤモリの中でも最も丈夫で飼育しやすいよ!
ストライプとかアザンっぽいのとか、色々います!!
その6
トッケイ
Gekko gecko
前回入荷の分があっという間に売り切れちゃったので、
追加で数匹仕入れたら、それもあっという間に
ソールドアウト!何なの?コレはトッケイブームか??
その7
コモチミミズトカゲ
Trogonophis wiegmanni
こちらもナゴレプで売り切れちゃったので、追加!
当店はコモチミミズトカゲの常時在庫も心がけてます!!
なぜかって、だってそれは、、、可愛いから。。。
その8
セイブシシバナヘビ ♂
Heterodon nasicus
ちょっと赤みの強いシシバナちゃんベビー!
グリーンっぽい子もおります!!
しっかし、ホントにこのヘビはメスが少ないねぇ…。
その9
ゴノメアリノハハヘビ
Madagascarophis colubrinus
単に「アリノハハヘビ」として入荷したけど、たぶん
ゴノメで合ってると思います。にしても、黒いなコイツ。
亜種までは落とし込めませんでしたが、なんか黒い!
すんなりと冷凍マウスに餌付きました。
その10
オオブタバナスベヘビ
Leioheterodon madagascariensis
時代は今、ブタバナスベヘビ!!!
マダガスカルといえばブタバナスベヘビ!!
決して飼いやすいとは言えないけど…。
このオオブタバナスベヘビこそが3種の代表格。
そして最大種。結構な迫力がありますぜ~!
その11
ムジブタバナスベヘビ
Leioheterodon modestus
「ムジ」っていう名前が良くないよね。
ブロンズブタバナスベヘビとかさ、、、いや、
結局なんかそれもイマイチだな。やっぱり
オウゴンブタバナスベヘビが良いかな?
ちなみに本属はどれも後牙に弱毒を持っていて、
がっぷり噛まれると1週間くらい痒くなります。
(体験談)
その12
シモフリブタバナスベヘビ
Leioheterodon geayi
ブタバナスベヘビ属中では最もレア!
そして見事なシモフリ模様が美麗!!!
今回は1ペアのみの入荷です。
その13
アフリカウシガエル
Pyxicephalus adspersus
これまたナゴレプで売り切れちゃったので再入荷。
オニギリくらいの大きさのモザンビーク産ワイルド個体!
やっぱりCBとは全然違いますな。
その14
ダイオウサソリ
Pandinus imperator
昔は最もメジャーなペットスコーピオンだったのに、一時期は
激レア種になりそうでした。でも、また最近はちょこちょこ
流通するようになったけど、油断はできないぜ。
手に入るウチにゲットしておくことをオススメします!!!
その15
アジアンフォレストスコーピオン
Heterometrus sp.
ダイオウサソリを仕入れたつもりが、その中に混じってたよ!(笑)
ハサミの形状と毒針の形状・色が違うのが分かるかな?
その16
ベトナムオオムカデ
Scolopendra dehaani
荒くて危険!美しくて大きいムカデですが、やっぱり
毒蟲の扱いに慣れてない人にはオススメできません。
でも、安全を確保しながらメンテナンスすれば、
すばらしく格好良い生き物であることは間違いない!
以上!
次回は中国便でシュウダとかヤモリがちょっとだけ来る予定!
お楽しみにーーーーーッ!!!!!!!!!!!!